「立夏」暦の上では今日から初夏となる。
薄雲が広がり柔らかな陽射しが降り注ぐ一日となった。
「澄み渡る空に薫風みどり萌えこころ満たして夏が立つ頃」
夜明け前にそんな歌を詠んだけれど少し矛盾していたかもしれない。
その時の私には真っ青な空が目に浮かんでいたのだった。
早朝、夜勤明けの息子が迎えに来てけい君を連れて帰る。
朝ご飯も食べさせてあげられずなんと慌ただしいこと。
聞けば連休中の宿題が手つかずで今日中に済ませなければいけないと。
それはあやちゃんとめいちゃんも同じで思わず苦笑せずにいられない。
早めに済ませておけば「こどもの日」を満喫出来ただろうに。
我が家は娘が仕事。娘むこは釣りに出掛けていて留守だった。
あやちゃんはなんとか宿題を終わらせたようだったけれど
めいちゃんは途中で投げ出しまあちゃんと遊んでばかり。
帰宅した娘に話したら9日の月曜日が提出期限なのだそうだ。
だからなのか。どうやら私の取り越し苦労だったらしい。
けい君の学校はマンモス校なので比較的に宿題は少ないようだ。
担任の先生もそのほうが楽なのだろうと頷ける話だった。
沢山宿題を出せばそれだけ先生が忙しくなるのだろうと思われる。
けい君のことだからきっとちゃちゃっと済ませたことだろう。
私は性格上あまり宿題が好きではない。
子供の頃の記憶はすっかり薄れているけれど
大人になっても「宿題」はまるで人生の掟のように付いてまわる。
「あれをしなさい、これをしなさい」と強制されるのが嫌なのだった。
それよりも自主的に何かに取り組んでいたいと切に願う。
自分で目標を決めてやり遂げるのがいちばんだと思う。
そのほうがずっと達成感があり充実しているのではないだろうか。
だから誰かに向かって宿題を出さない。
私も誰かからの宿題を受けとめないように心がけている。
けれども人生はそうそう思い通りにはいかないものなのかもしれない。
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