ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2022年04月26日(火) 人生の財産

日中は小雨で午後には薄日が射す時間帯もあったけれど

今夜から明朝にかけて大雨になるのだそうだ。

恵みの雨が一転して災害に繋がるかもしれない。

植えられたばかりの稲も水没してしまえば元も子もないだろう。

程よい雨というものはなかなかに難しいものだ。



仕事から帰宅したら高知新聞から5千円分の図書カードが届いていた。

ずっと昔じいちゃんに言われたことを思い出す。

「何を書いても良いが金になるものを書け」と。

当時の彼は私の「書く」という行為に反感があったようだ。

本名で書くことにも強い反感を示しやむなくペンネームを考えた。

「詩織」としたけれど長い歳月を経てしまうと今更ながら

「栞」にすれば良かったと少し後悔している。

若い頃は思いもしなかったことでやはり年のせいかもしれない。

この先80歳になっても90歳になっても書き続けていたいけれど

「詩織」という名がなんだかひどく無様に思えてしまうのだった。


すでに70歳の高齢となってしまった彼は

今では私の良き理解者となり「書く」ことをすっかり容認してくれている。

先日も新聞で私の名を真っ先に見つけてくれたのだった。

それがどれほど私の励みになっていることだろうか。


わずか5千円の図書カードでも「お金」には違いない。

私は昔のことを根強く憶えているけれど

彼はすっかり忘れているようだった。

それは気楽でもあり私は好きなように書き続けていけるのだろう。


この日記ももちろん「お金」にはならない。

けれどももしかしたら人生の「財産」になるのかもしれない。


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