二十四節気の「穀雨」穀物を潤す春の雨が降る頃。
今日は晴天だったけれど明日からしばらく雨の日が続きそうだ。
田んぼが水不足なのだそうできっと恵みの雨になることだろう。
夏野菜の植え付けをしてある農家も多く雨を待っていることと思う。
午後から隣町の宿毛市まで集金に行っていた。
ほぼ毎月のことだけれど手土産を欠かさない。
今日は「青さ海苔入りつまみ海苔」を持参する。
今朝出勤前に近所の地場産店で買い求めたものだった。
本来なら自家製の「青さ海苔」を届けてあげたかったけれど
それは叶わずなんだかもどかしく複雑な気持ちであった。
製造業者には備蓄があるのか製品を作り続けているらしい。
今日は漁協の養殖部会がありじいちゃんが出席していた。
このままでは種の採取は困難で先の見通しは暗いけれど
とにかく少しでも種の確保に努めることになったそうだ。
あくまでも試みであって失敗に終わる可能性も大きいけれど
皆が心をひとつにして希望を抱くべき時なのだろうと思う。
もう10年以上も昔のことだけれど全滅の年があった。
その時のことを思えば決して諦めてはいけないのだと思う。
自然に逆らうのではなく自然に立ち向かう勇気が必要だった。
40年の歳月を思い起こす。
じいちゃんが再就職してからは私一人でどんなに頑張ったことだろう。
雪の舞う冷たい日にも嘆くこともせずに収穫に精を出した。
今はもうそんな体力もないけれど懐かしく思い出している。
希望は決して捨てはしないけれど
再起不能となれば潔く廃業する覚悟もしている。
貧乏暮らしもまんざらではない。心はとても豊かであった。
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