朝のうちは霧雨だったけれどお昼頃から本降りの雨となる。
田畑には恵みの雨となったのではないだろうか。
程よい雨はひとの心も潤し渇きも自然と癒されていく。
そうしてさらりと水に流すように救われていくのだった。
田植えが一段落した義父が一日中居てくれて
ずいぶんと工場の仕事が捗りほっと胸を撫で下ろしていた。
二足の草鞋を履くとどうしても疎かになることが出来るものだ。
私にも経験があるけれど「あちらを立てればこちらが立たず」となる。
どちらも完璧にとはいかないのが世の常なのであろう。
そんな時には優先順位を定めるのが一番の得策だと思う。
まず一番に何をするべきか。後の事は二の次にして良いのだった。
今夜は孫たちが久しぶりにダンス教室に行っている。
市内のコロナ感染者が少し落ち着いて来たからだろう。
それでも皆無とはいかず今日も4人と発表があった。
「コロナ慣れ」と言ってしまえば不謹慎に聞こえるけれど
自粛ばかりでは気が滅入るばかりであった。
感染対策をしっかりとしながら上手く付き合っていくしかない。
日頃から活発なめいちゃんは嬉しさを隠しきれない様子であった。
あやちゃんはあまり気が進まない様子でしぶしぶと出掛けて行く。
けい君はどうしているだろう。やはり気になってしょうがない。
息子が休みなので大丈夫だと思うのだけれど
母親のいない現実にちいさな心を痛めているような気がする。
人一倍感受性の強い子だった。なんとしても乗り越えて欲しい。
強くなるチャンスなのだと信じてあげたい気持ちもつのる。
雨は今も降り続いている。雨音がしみじみと心に沁みて来る。
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