| 2022年04月12日(火) |
春雨じゃ濡れて行こう |
曇り日。山里では時おり霧のような雨が降っていた。
まさに春雨で濡れてもまったく気にはならない。
あちらこちらで田植えが行われていて活気が感じられる。
義父も早朝から植え始め目まぐるしいほどの忙しさであった。
懇意にしている友人が3人も手伝いに来てくれて有り難いこと。
おかげでずいぶんと捗ったようだった。
お昼時になっても当然のように帰って来ないので
田んぼに様子を見に行ったら畦道に4人が車座になって
楽しそうにお弁当を広げているところだった。
義父の笑顔が見えていてきっと嬉しくてならなかったのだろう。
私も胸を撫で下ろすようにほっとして嬉しさが込み上げて来た。
定時で帰路に就きスーパーで買物をしていたら
「おばあ」と呼ぶ声。横を見たら娘も買物をしていたようだ。
今夜もけい君を預かることになっていたのであれこれと買ってくれていた。
そんな娘の気遣いが嬉しくひたすら感謝しかない。
甥っ子も我が子と同じように大切に思ってくれているのだろう。
もちろん不憫でならない気持ちも大きいのだろうと思う。
学校から帰るとそれぞれが宿題タイムであった。
けい君は学習机がないので茶の間の炬燵で頑張っていた。
国語と算数のプリントをまるで朝飯前のようにさっさと済ます。
それからじいちゃんとお風呂に入ったのだけれど
アトピーの薬を塗りながらまた憐れな気持ちが込み上げて来る。
成長と共に症状は軽くなるらしいけれどまるで傷跡のように痛々しい。
夕食は娘夫婦が気を遣ってくれて賑やかで楽しかった。
独りっ子のけい君にとって大家族がどんなにか嬉しいことだろう。
息子は準夜勤で深夜の帰宅とのこと。
飼い猫は居るけれど侘しいのではないかとまた気遣ってしまう。
その一方で今までどれほど苦労をしてきたことかと思う。
きっときっと報われる日が来るのだと信じてやまない。
|