やっと朝の寒さが和らぎ日中も春らしい陽気となる。
ほっと空を仰ぎ降り注ぐ陽射しをいっぱいに浴びた。
朝の国道では春遍路さんを5人も見かける。
ここ数日の間にお遍路さんが一気に増えたようだ。
桜吹雪の舞う道をひたすら歩いて来たことだろう。
目指す金剛福寺では足摺岬の真っ青な太平洋が待っている。
一人一人に会釈をしながら旅の無事を祈ったことだった。
私もいつかきっとと思う。もう歩き遍路は無理だけれど
バスツアーならそれが叶うのではないだろうか。
仕事を辞められる目処は一向に立たないけれど夢はふくらむばかり。
帰宅したらじいちゃんがぎっくり腰になっていた。
原因はよく分からずいきなり激痛に襲われたとのこと。
今朝は地区の資源ごみの収集日で役員として出掛けていたので
資源ごみの仕分けをしたり重い物を持ったのかもしれない。
けれどもその時は何ともなかったと不思議そうな顔をしていた。
ぎっくり腰はくしゃみをしても起こるものらしい。
そのうえ癖になるとも言われおり本人はけっこうけろりとしている。
「またですか」と言うと「またやっちまった」と苦笑いしていた。
孫たちは春休みの最終日。明日は入学式と始業式だった。
あやちゃんは4年生に。めいちゃんは2年生になる。
春休みも宿題があったようで二人とももう完璧なのだそう。
成人年齢が18歳と決まり、あやちゃんは後8年で成人になる。
なんだか信じられないけれどきっとあっという間のことなのだろう。
めいちゃんが生まれてから8年。つい昨日のようにおもい起こしている。
少女から大人へ。いったいどんな未来が待ち受けているのだろう。
私達は老いに負けずその未来をきっと見届けようと思っている。
春は生きている限り必ず巡って来る。
そのたびに桜は咲きそのたびに散っていくけれど
その儚さを嘆くことだけはしたくないのだった。
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