寒の戻りだろうか花冷えの一日となる。
それでも四月の声を聞けば心が浮き立つようだった。
どうやら燕が帰って来たらしくその姿を見かける。
我が家の玄関先には古巣を残してあるけれど
そろそろ巣の修復を始めるのかもしれない。
これまで我が家から巣立った子燕の数は数え切れないほどだ。
娘が植えてくれていたチューリップも咲き始めた。
最初に赤が。白は少し遅れているようだ。
球根だった時の姿を思うとその成長に感動さえおぼえる。
毎年咲いてくれるのだろう。大切に守ってあげたいと思う。

20年前に開設したホームページの掲示板を借りている運営サイトから
重要なお知らせというメールが届いた。
今年の8月1日を最後にレンタルサービスを終了するという報せだった。
広告収入で成り立っていたと思われるサイトだけに頷ける話だと思う。
SNSが主流となってしまった今の時代に掲示板は廃れるばかりで
書き込む人も見ている人も殆どいなくなってしまったのだろう。
私もホームページの更新が出来なくなって随分と経ったけれど
「風とあのねのね」と題した掲示板は今もひっそりと残っている。
決して放置しているつもりはないけれど訪問者は皆無となった。
ホームページ自体が機能していなのでそれは当然のことだろう。
そうしてついに掲示板が消えることになってしまったけれど
寂しさというより観念というかこれも時代の流れだと受け止めている。
たくさんの出会いとふれあいを頂いた思い出あふれる場所は
消えてしまってもずっと私の心に残り続けることだろう。
20年という歳月を振り返る。この日記もそうだけれど
すでに私の人生の一部となり生き永らえて来たのだろう。
この「エンピツ」の日記サイトもある日突然の終了があり得る。
時代遅れだと言われるのは辛いけれど私はしがみついていたいのだ。
最後を怖れていては何も出来ない気がする。
始め良ければ終りよし。何事も気の持ちようなのかもしれない。
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