昨日の大雨が嘘のように快晴となる
降り注ぐ陽射しは春そのものでぽかぽかと暖かくなった。
桜もほぼ満開となり青空に薄桃色の花が鮮やかに映える。
朝のうちにお大師堂へ。花枝(しきび)を新しく活け替え
残り少なくなっていたお線香の補充もする。
誰かがお供えしてくれたのか一升瓶の日本酒があった。
願かけでもしていたのだろうか。きっと叶ったのだろう。
心のこもった物だけにさすがに持ち帰るわけにはいかない。
昨日の大雨で川が少し増水しておりせせらぎの音が高い。
木屑がたくさん川岸に押し寄せて来ており無残な光景であったけれど
見上げればほぼ満開の桜が微笑んでおり心が和むようだった。
家事らしきことなど殆どしないのが常の日曜日だけれど
今日はホームセンターでコンクリートの小袋を買って来る。
先日草引きをしたばかりの庭と道路の境目が抉れており
今後雑草が生えないようにとその抉れを補修したのだった。
「俺に任せろ」とじいちゃんが得意げに手伝ってくれる。
「元プロだからな」と言ったりしてとても愉快に思った。
30歳で会社を辞めて川漁師になったけれど
夏場は収入がなく家の土台を作る基礎屋さんでアルバイトをしていた。
一輪車で汗を流しつつ生コンを運んだ経験があったのだった。
その後の再就職先は生コン会社で基礎屋さんの注文を受け運んだり
トンネル工事の現場へ大量の生コンを運んだこともある。
久しぶりに見る生コンが懐かしかったのか顔には笑みがこぼれていた。
おかげで補修はきれいに整う。私は惚れ惚れとしながら見ていた。
午後は2時間程読書。1時間程お昼寝をしてから大相撲を観る。
福島出身の新関脇若隆景が初優勝を果たした。
十両に落ちている炎鵬のファンだけれど若隆景もちょっと好きになる。
夕飯は鶏の唐揚げ。ほうれん草のお白和え。ツワブキと厚揚げの煮物。
今夜は珍しく家族そろって食べられて浮き立つように嬉しかった。
娘むこがお白和えを沢山食べてくれる。孫たちは唐揚げ一直線。
みんなの美味しい顔が見られて幸せだなあと思った。
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