ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2022年03月26日(土) 家族のカタチ

朝はぽつぽつだった雨が本降りになり横殴りの雨となる。

まさに花に嵐となり桜の花も健気に耐えている様子。

幸いまだ満開ではないので花散らしの雨にはならなかったようだ。

むしろ恵みの雨になったのかもしれず満開も近いことだろう。



土曜日恒例のカーブスを終え降りしきる雨の中を職場に向かう。

対向車の殆どがライトを点灯しており私もそれに倣った。

高速運転も危険に思え制限時速内で前方の車の後を追う。


職場では車検整備完了の車が一台あったけれど

あまりの大雨に検査場も水浸しになっており月曜日に延期することに。

そうなれば私のする仕事も無くなり一気に手持無沙汰となった。

義父の計らいで二時間程でとんぼ返りをすることになる。


帰りはいつもの峠道を下っていったのだけれど

お遍路さんが5人も難儀そうに歩いている姿を見た。

雨合羽が強い雨と風に晒され一歩一歩がとても辛そうであった。

延光寺に着くまでには日が暮れてしまうだろうと思うと

思わず手を合わせずにはいられない光景であった。



帰宅して「長英逃亡」を読了。悲惨な最期に涙がこぼれた。

作者の吉村昭も感情移入をせずにいられなかったと書いてあったが

私も同じく長英と一緒に過酷な逃亡をし続けていたのだと思う。

なんとしても救ってあげたかった貴重で偉大な人物であった。

逃れ続けることが叶えば明治維新は目前の事だったのだ。

江戸幕府の犠牲になったことがとても残念でならない。



夕飯は「水炊き」おそらく今季最後の鍋料理だろう。

我が家のタレは大根おろしを沢山入れるのでめいちゃんが手伝ってくれた。

小さな手で一生懸命に大根をすりおろしてくれてなんと有り難いこと。

けれども今夜も家族揃って鍋を囲むことは叶わなかった。

じいちゃんと二人で少し遠慮しながら先に食べる。

もちろん〆のうどんなど叶うわけもなかった。

寂しいけれどそれが当たり前になってしまった我が家の夕食である。


もう慣れてしまったので嘆くこともないのだけれど

決して偽りの家族ではないことを信じてやまない。






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