夜明け前からかなりの雨。一時は小康状態になっていたけれど
お昼過ぎにかけて滝のような大雨となった。
朝の道でお遍路さんの姿を見かけていたので
どんなにか難儀をしていることだろうと気になった。
今朝は3人のお遍路さん。無事に目的の札所に着いただろうか。
国道沿いの白木蓮の花も雨に打たれたらしく
今朝はかなり散っており道路を雪のように覆っていた。
儚いものだなと思う。散り急ぐ花ではないだけに憐れであった。
彼岸の嵐と言うらしい。季節の分かれ目でもあり
冬と春がせめぎ合いつつまるで格闘をしているような一日のこと。

工場の仕事は順調に捗らず思うようにはいかなかった。
世間は3連休らしいけれど明日も出勤することに決める。
なんとしてもこの繁忙期を乗り越えなければいけない。
私は段取りをするばかりで何の役にも立たないけれど
義父や同僚を励ますことは出来るのではないだろうか。
娘の帰宅が遅くなる日だったので夕食の支度に奮闘していたら
昨日の今日でまた母から着信があった。
傍らから介護士さんの声が聞こえていて促されたことが分かる。
母は忙しい時間帯だとちゃんとわきまえているのだけれど
介護士さんにはそれが上手く伝わらなかったようだった。
気遣ってくれる気持ちはとても有り難いけれど
本音を言えば連日の電話は控えて欲しいと願ってしまう。
「ごめんね」と母が言った。「ありがとうね」と私は言った。
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