| 2021年12月03日(金) |
「出来なくても良い」魔法 |
朝の寒さもつかの間のこと。今日も日中は小春日和となる。
職場の庭で猫がカマキリと遊んでいる姿を見た。
最初は日向ぼっこをしているのかなと思ったけれど
寝転んでしきりに右手を動かしているのだった。
ようく見ると地面にカマキリがいて猫を威嚇していたようだ。
どうやら猫はカマキリの真似をしていたらしい。
カマキリは必死のようだったけれど猫はとても楽しそうだった。
微笑ましい光景に思わず笑みがこぼれた昼下がりのこと。
今朝はあやちゃんがまた学校へ行きたがらず。
ぎりぎりまで娘が説得していたけれど泣き出してしまい
結局また学校を休むことになってしまった。
そう言えばこの前も金曜日だったと思い
「何か嫌な授業があるの?」と訊けば「体育」だと応える。
涙をぽろぽろ流しながらマット運動と跳び箱が出来ないのだそう。
皆は出来るのに自分だけ出来ない。それが辛くてならないのだろう。
「おばあちゃんと一緒やね」と言うと素直に聞いてくれた。
私もマット運動と跳び箱がとても苦手な子供だったのだ。
特に跳び箱は低い三段でも一度も跳び越えたことがない。
あれは尾てい骨を嫌と言うほど打ちつけ痛くてたまらないのだ。
そんな話をしているうちにあやちゃんは笑顔になっていた。
ようは出来ない事があっても良いと言うこと。
誰にだって苦手なことはある。出来ないまま大人になることも。
「おばあちゃんなんか65歳になるがやけんね」と。
今日は学校を休んでしまったけれど次からは大丈夫だと思う。
なんとなくそんな気がするのだ。「出来なくても良い」魔法。
私が使えた魔法だからきっとあやちゃんも使えると思う。
そうして乗り越えて行けると信じてあげたいのだった。
仕事を終えて帰宅したらあやちゃんはお昼寝をしていた。
金曜日ってなんかしんどいよね。おばあちゃんもしんどいよ。
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