陽射しはたっぷりとあったけれど風が冷たい一日。
「北風と太陽」のお話をふと思い出していた。
どんなに強く北風が吹き荒れても
旅人の上着をはぎ取ることが出来なかったのだ。
いつものように午前四時に目覚めたけれど
今朝は短歌も詩も書けなかった。
頭の中が真っ白になって少し焦ってしまう。
限界とは思いたくないけれどそれが頭をかすめる。
「どんな時もあってよし」自分を宥めるのが精一杯だった。
朝食後、洗濯物を干し終えるなり本を読み始める。
吉村昭の「夜明けの雷鳴」を読了。
幕末から明治大正と実存した医師の物語でとても面白かった。
いや面白いと言うより興味深いと言うべきだろう。
読後感がとても良く深く感動した物語であった。
お昼前にカーブスへ行き午後から図書館へ走る。
検索では確かにあるはずの吉村昭の本が見当たらなかった。
係の女性に告げると裏の書庫に眠っているとのこと。
図書館にも表と裏があるのかと少し驚いてしまう。
しばらく待っていたら女性が探して持って来てくれた。
まさに「お蔵入り」の貴重な本に思えてならない。
今夜は四万十市花火大会があり娘たちが揃って出掛ける。
夕飯も要らないと言うので大いに助かった。
残りご飯でチャーハンを作り湯豆腐とローソンのチキン。
じいちゃんと大相撲を観ながらゆっくりと食べる。
今夜の花火は「コロナに打ち勝つ」という名目で
夏に中止になっていた市民祭の代わりの行事らしかった。
ちょうどコロナも落ち着いていて良き計らいだと思う。
あと10分ほどで始まるので土手から観てみようと思っている。
冬の花火も風情があり良いものだ。
昼間の北風は収まっているけれど空はきっと感嘆の声をあげるだろう。
|