晴れのち曇り。夕方から雨がぽつぽつと降り始める。
立冬にしては暖かい一日だったけれど
この雨が上がれば一気に初冬らしくなりそうだ。
午前中に市の津波避難訓練があり参加していた。
けたたましいサイレンの音。「大津波です」と叫ぶ声。
訓練だと分かっていても緊張が走る。
高台の避難所をめがけて歩くのだけれど
困ったことに足が酷く痛みとても難儀だった。
実際に津波が襲ってきたら逃げ遅れてしまうかもしれない。
それとも火事場の馬鹿力で走ることが出来るのだろうか。
股関節の痛みはどうやら遺伝のようで
父方の祖母が足の悪いひとだった。
私が物心ついた頃から杖を突いていたと記憶している。
父の妹にあたる叔母も同じで杖が欠かせないよう。
もう何年も会ってはいないけれど祖母の姿が重なるのではないだろうか。
私もいずれは杖に頼らねばならないのだろう。
今日でさえ杖が欲しいと思ったくらいだった。
まだまだ先の事とは思うけれど覚悟をしておいた方が良いだろう。
来月で65歳になる。後10年が勝負なのではないかと思う。
勝つか負けるか生きるか死ぬか。出来れば勝ちたいそして生きたい。
ここ数日、日常の事から離れ回想記のようなものを書いて来た。
まだまだ書き足らない気持ちがあるけれど今夜は小休止としよう。
自分が生きて来た歴史と言うには大げさになるけれど
ささやかな軌跡になればと願ってやまない。
今こうして自分が在るのは過去があってこその事と思うし
それこそがこれからの糧にもなり得るのではないだろうか。
ひとは死ぬために生まれて来るのだそう。
ならばいかにして生きて来たかをこの世に残しておかねばならない。
最近そのことばかりに拘っている自分がいる。
今日を生きた。明日のことなど誰に分かるのだろうか。
|