ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2021年10月18日(月) 秋の日の命日

日毎に寒さの更新。昨日よりも今日と冷え込む。

とはいえ季節はまだ秋のこと

つい先日までの暑さがあったからこそだろう。


不安症なものだからなんとなく不調を感じるのだけれど

これは血圧に違いないと恐るおそる測ってみれば正常値。

なあんだ気のせいだったのかと思えば一気に気が楽になる。

病は気からとはよく言ったものである。



お舅さんの命日。もう39年の歳月が流れたようだ。

お墓参りにも行けず仕舞いで仏壇にお線香もあげずにいて

この上なく不義理で薄情なものだと心苦しく思っている。


本来なら長男で跡取りの我が家にあるべき仏壇は

義理の妹の家にあり今日は留守にする旨の連絡があった。

今年は仕方ないとじいちゃん(夫)が言うものだから

留守宅に押し掛ける訳にもいかず諦めてしまったのだった。


お舅さんは私が嫁いで3年目に57歳の若さで亡くなった。

体調不良を訴えた時にはもう肺がんの末期で手の施しようもなく

わずか2ヵ月ほどの療養でほんとうにあっけなくこの世を去る。

初孫の息子をとても可愛がってくれていて死の直前まで

孫の名を呼び一目見るまではと最後の気力で耐えていたのだった。


当時の中村市から高知市まで5時間ほどの長道中だったか

危篤と聞いてからすぐに駆けつけたかいがあって

最後に孫に会わせてあげることが出来て何よりだったと思う。


お舅さんは息子の頬に触れ「じいちゃんはもう最後だぞ」と呟いた。

そうして抱き寄せるように両手を差し伸べながら死んでいった。


まだ3歳だった息子はその時の事を薄っすらと憶えているらしい。


秋が来るたびに思い出す。それが何よりの供養になる気がする。








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