ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2021年09月29日(水) 飛べない鶏

雨あがりの朝。雲間から少しだけ青空が見えていたけれど

大気がよほど不安定だったらしく日中は通り雨が降る。

にわか雨と同じなのかもしれないけれど

雨がざあっと駆け抜けるように通り過ぎたのだった。

女心と秋の空とはよく言ったものである。

ころころと気が変わることを言うのだろうか。



昨夜の日記を少し手直しして高知新聞の文芸部に送った。

「心を鬼にする」と題して原稿用紙一枚半ほどに収める。

採用されるか分からないけれどいちかばちかの気持ち。

活字になればきっと佳き思い出になることだろう。


私は決して意欲的ではなくどちらかと言えば無気力。

ただ書くことに関してはちっぽけなプライドを持っている。

それを生かすか殺すかは自分次第なのだろう。

所詮、文学少女の成りの果てなのだ。そう自覚もしている。

だから大きく羽ばたくことはない。まるで飛べない鶏のように

こつこつと地面を叩きながら餌を啄んでいる日々である。


そんな姿を誰が見たいだろうと自虐的になる時もある。

少なからず自尊心はあるけれど劣等感のほうが大きいのだ。

ある意味自慢すればそこでお終いだとも思う。

いったい何様のつもりなのだと喝を入れたくもなる。



詩や短歌を書き始めてかれこれ50年になろうとしている。

それがいったい何だと言うのだろう。


鶏には確かに羽根があるけれど空を飛べるはずはない。

こつこつと地面を叩き続けるそれが私の生き方なのだ。


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