深夜から夜明け前まで激しい雨。
土砂災害の危険があるとのことで市内全域に避難指示が出る。
エリアメールが鳴り響きざわざわと落ち着かない夜明け前だった。
幸い我が家は山沿いではなく安心に思えたけれど
山沿いの地区では気が気でなかったことだろう。
避難をと言われても戸惑うばかりではなかっただろうか。
夜が明けると雨がやみ雲間にちいさな青空が見えていた。
そんな青空が次第に広がり午前中は久しぶりに陽射しがあった。
ツクツクボウシが鳴き一気に晩夏を感じたのは言うまでもない。
つかの間の青空だった。午後にはまた小雨が降り始める。
それもつかの間。今は雨もやんでいて静かな夕暮れ時となった。
めいちゃんがまあちゃんの家に泊まりに行くのだそうで
はしゃいでいるかと思えば晩ご飯を食べたがらない。
どうやらまあちゃんの家でご馳走になるつもりなのか。
そういうのは駄目。ちゃんとケジメをつけさせたいのだけれど
めいちゃんいわく「おとまりとはそういうもんです」と。
いつの間にそんなことを言うようになったのかもう苦笑いしかない。
なんだかこの夏休みの間に一気に成長したように感じる。
けい君もきっとそうだろう。母親の入院は辛かったけれど
もしかしたら良い経験が出来たのかもしれなかった。
親離れの初期的なものと言えば良いのだろうか。
いろんな経験を積みながら子供には自立心が芽生えてくるものだ。
それは一歩一歩のこと。おそるおそるに見えても
子供は挑戦し少しずつ逞しくなっていくのだと思う。
おとなはそれ以上に逞しくならなければいけない。
わかりますか?そこの貴女。泣き言はいい加減にしましょうね。
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