| 2021年08月16日(月) |
穴があったら入りたい |
曇り時々雨。明日はまた大雨になるらしい。
例年なら厳しい残暑が続いている頃
もう幾日もおひさまを見ていなくてなんだか
しゅんとしてしまうような寂しさを感じる。
夏はいったい何処に行ってしまったのだろうか。
今日は特に予定もなく午前中は読書に没頭する。
同人誌でお世話になっている大家正志さんの小説。
高知を代表する詩人でありながら小説を書いていたことを知らずにいた。
文面はもちろんのことだけれど感情表現が素晴らしい作品だった。
読み始めたら止めらなくなり一気に読了する。
読後感は言うまでもなく少しミステリアスなところもあり
主人公に感情移入しながら書かれてはいない結末がとても気になる。
直木賞候補になってもおかしくない大傑作だと思った。
それを「非売品」として発行したことにも訳があるのだろう。
営利目的としないことで自由を謳歌しているようにも思えた。
それは決して自己満足なのではないのだと思う。
出来ることならば多くの人に読んで欲しい作品であって
高知の片田舎でひっそりと埋もれるにはあまりにも惜しいと思った。
私も昔小説らしきものを書いたことがあったけれど
とても足元にも及ばない。今日になってやっとその愚かさに気づいた。
自分の心にだけ執着したものはもはや小説とは呼べないのではないか。
ただの雑文。いや自叙伝に少し毛の生えたような「シロモノ」
全くもって恥ずかしい。穴があったら入りたいくらいだ。
自分の愚かさに気づくと不思議と気楽になるものらしい。
肩の力を抜いて好きなように書きたいことを書いていればいい。
こうして書く場所を与えられていて幸せなことだと思う。
あと半年もすれば「ゆらゆら日記」も20年目になる。
※もし大家正志(ダイケマサシ)さんの小説を読んでみたいと思った方は
「ふたば工房」電話088−840−3791まで。
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