| 2021年06月22日(火) |
そろそろ夏野菜の季節 |
晴れたり曇ったり。それも梅雨らしさなのだろう。
紫陽花の花がもう盛りを過ぎ少しずつ枯れ始めたようだ。
そうしてだんだんと化石のようになってしまうのを
毎年の事だけれどせつないものだなと思うのだった。
仕事でお客さんのお宅を訪ねたら畑の周りにそれは沢山の紫陽花。
完全に枯れてしまう前に剪定してあげるのだそうだ。
そのほうが紫陽花も嬉しい事だろう。さっぱりと気持ちよく
土に還って肥やしとなりまた来年誇らしげに咲けるのだと思う。
畑には胡瓜の黄色い花が咲いておりもう初採りをしたとのこと。
「少しだけど持って帰る?」と言ってくれたけれど申し訳なく
「またたくさん出来たら下さいね」と遠慮させてもらった。
茄子も紫色の花を咲かせていた。収穫はもう少し先らしい。
茄子は秋深くなっても実をつけるのでとても逞しく感じる。
猪が悪さをするからと周りをネットで囲っていた。
山里の野菜作りも大変なこと。猪もお腹を空かせている。
我が家にも姑さんが残してくれた畑があったのだけれど
今は海苔の干場になっていてもう畑の面影はなくなってしまった。
2年程だったか私も野菜作りに励んでいたことがあった。
大根やキャベツやえんどう豆や。収穫の喜びは言うまでもない。
ある時東京のお友達が聖護院大根の種をわざわざ郵送してくれて
それは楽しみにしながら種を撒いたことがあった。
芽が出るのをわくわくと待つ。毎日の水やりも欠かさなかった。
それなのに何という事でしょう。芽は出たけれど緑ではなかった。
夏の終わりにじいちゃんが除草剤を撒いていたのだそう。
夏の間、私が草引きを怠ったせいでじいちゃんに罪はないけれど
せっかく送ってもらった種を台無しにしてしまったのだった。
友になんと詫びれば良いのだろう。本当に申し訳ない事をした。
それを最後に私の畑作りは終わった。畑はまた草だらけになる。
「ちゃんと管理できないならするな」とじいちゃんは言った。
職場でお客さんからお野菜を頂いたり
ご近所さんからも度々お野菜を頂くばかりの日々。
私もきっとまたと思う気持ちが込み上げて来る。
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