ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2021年06月13日(日) 折り鶴

昨夜から今朝にかけて少し雨が降った。

日中は曇り空。どんよりとした空にそよそよと風が吹く。


雨がやんだら何処かに出掛けようと目論んでいたけれど

娘が仕事。娘婿も素潜り漁に出掛けたいと言って

結局孫たちと過ごすことになってしまった。

とは言え幼い頃のように孫守が必要なわけでもなく

ただおばあちゃんもおじいちゃんもちゃんと家に居るからと。


めいちゃんは昨夜からまあちゃんの家にお泊りをしていて

お昼になっても帰らず。気になって様子を見に行ったら

ひたすら「かえりたくない」と言って駄々をこねる。

姪っ子が夕方まで大丈夫よと言ってくれてその言葉に甘えた。


あやちゃんはずっと子供部屋に閉じ籠って独り遊び。

タブレットを見ながら折り鶴を作っていたようだった。

色とりどりの折り紙でそれはたくさんの鶴を上手に作っていた。

学校で習ったのだそう。6年生がもうすぐ修学旅行に行くので

無事を祈ってみんなで少しずつ折っているのだそうだ。

学校へ持って行くのかなと訊けばそうではないと言うので

せっかくの折り鶴が可哀想に思えてきて部屋に飾ることにした。


裁縫箱を部屋に運び針に糸を通す。私の目ではなかなか通らない。

あやちゃんがやってみたけれど初めての事でうまくいかない。

どれどれと私が再度やってみたらやっと針に糸が通った。


鶴の羽根を持ってそっと引っ張るとぷわっとふくらむ。

それに一羽ずつ針を通して行く。にっこりと微笑むあやちゃん。

思えばこんなふうに一緒の時間を過ごすのは久しぶりのことだった。

嬉しそうなあやちゃんの顔が見られて私もとても嬉しかったのだ。


「親ばなれ」という言葉があるのだから「祖母ばなれ」もあるのだろう。

だんだんと甘えることをしなくなり成長するのだと思う。


けれどもいくつになっても甘えて欲しいものだ。

それが親であり祖父母でもあるささやかな願いなのかもしれない。


子供部屋の壁に飾られた折り鶴を見るたびに思い出してくれるだろうか。






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