| 2021年05月22日(土) |
じいちゃんありがとう |
曇りのち晴れ。午後になりやっと青空が見える。
蒸し暑さもなく爽やかな五月晴れとなった。
枇杷の実があちらこちらで実りとても美味しそう。
黄色でもなくオレンジ色でもなくその中間の色をしている。
「枇杷色」という言葉はないようだけれど私はそう呼びたい。
木からそのまま千切って食べたくてならないのを
ぐっと我慢しながらごくんと唾を呑みこんでいるばかり。
早朝より川仕事。6時半にはもう川の中にいた。
例の竹杭を抜く作業。ひたすらせっせと杭を洗い船に積み込む。
驚いたのはじいちゃんが毎日一人でこつこつと頑張ってくれていたこと。
なんと二百本もの杭をすでに撤収してくれていたのだった。
「今日で終わるけんな」とそれは得意顔で告げてくれた。
「おまえも日曜日は休みたいろう」となんと優しいことだろうか。
おかげで2時間ほどですべての杭を撤収することが出来た。
今年は海苔の収穫量が過去最低と言って良い程少なくて
なんだかくたびれもうけのような気もするのだけれど
やれるだけのことはやったのだと思う。じゅうぶんだと思いたい。
9月になればまた漁場の準備。それはあっという間のことだった。
もう40年にもなる。ずいぶんと歳月が流れたものだと感慨深い。
先のことは何も分からないけれどまた春が巡って来るだろう。
元気に長生きをしてまたふたりで精一杯がんばろう。
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