| 2021年05月21日(金) |
めいちゃんをお願いします |
小雨が降ったりやんだり。今は西の空が燃えているように紅い。
明日は久しぶりの青空になりそう。待ちに待った「五月晴れ」だ。
二十四節気の「小満」万物のいのちが満ち満ちる頃。
雨に打たれても健気に咲く花にもたしかないのちが宿っている。
雑草と呼ばれ人に踏みつぶされる草にだっていのちがあるのだ。
人間として生まれたからにはもっと自分のいのちに誇りを持とう。
どんな境遇であってもいのちを粗末にすることだけは許されない。

今朝はめいちゃんが登校時間になっても朝食が済んでおらず
ぐずってやけを言って娘を困らせてばかりいた。
娘が叱ると「だっこして、だっこして」と泣きじゃくるありさま。
昨夜のダンス教室の事もあり金曜日は疲れがピークになっているよう。
あれこれと口をはさむことも出来ずそっと見守っていたら
もう誰もかまってくれないと諦めたのか一人で朝食を食べていた。
食べ終わるとちゃんと食器を流しに運んでなんと感心なこと。
それから誰にも頼らずに一人で登校の準備をしたようだった。
「おばあちゃん、めいをがっこうへつれていって」
その時にはもうランドセルを背負いマスクもちゃんとしていた。
始業時間10分前。大急ぎで車に飛び乗り学校へ向かう。
校門まででは間に合わないと正面玄関まで送って行くと
校長先生が待っていてくれてめいちゃんが最後の児童だったよう。
思わず保育園の時のように「お願いします」と頭を下げていた。
一年生になってまさかめいちゃんを送って行く日があるとは。
夢にも思っていなくてなんだか懐かしいような嬉しいような。
もしかしたら最初で最後になるのかもしれないなと思った。
甘えたくても甘えられない朝。時間に追われてばかりいる毎日。
お友達と遊んでばかりもいられない。授業中は緊張しているだろう。
それが「学校」なのだと少しずつ分かるようになるだろうと思う。
「がんばろうね」って言いたいけれどなんだか今は言えない。
めいちゃんは一生懸命がまんをしているのだと思うのだ。
そうして子供は成長していく。それが試練でなくてなんだろう。
365日のわずか50日ほどの今日のこと。
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