ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2021年05月07日(金) 雨と新緑とアマリリスと案山子

朝はぽつぽつだった雨が日中は本降りになる。

昨日よりも10℃近く低い気温で肌寒い一日だった。


朝の山道にお遍路さんの姿はなくなんとなく寂しい。

その代わりに目に沁みるような新緑が心を和ませてくれる。

それから道端の民家の庭先に咲く深紅のアマリリス。

山深い場所にも数軒の民家があり田んぼや畑もあるのだった。

畑では案山子さんが時々衣替えをしているのが微笑ましい。

猪や鹿から作物をしっかりと守ってくれているのだろう。

「おばちゃんおはよう」毎朝声をかけるのが私の日課でもあった。




仕事で平田町まで納車。庭先に犬が繋がれていてとても可愛い。

頭を撫でたら尻尾を千切れんばかりに振ってじゃれついてくる。

それが「ワン」とも吠えない犬でどうやら番犬ではなさそう。

我が家の亡きあんずを思い出す。あの子はご近所中の番犬だった。


お客さんのご主人は数年前に脳梗塞を患い五体満足ではなかった。

その上に昨年から癌を患い今も辛い治療中とのこと。

けれどもとても明るくて朗らかなご夫婦なのだった。

今日も二人揃っての笑顔にどれほど救われたことだろうか。

身の上を嘆き悲痛に暮れることはある意味とても愚かなことに思える。

それでいったい何が変わるのだろう。何も変わらないではないか。


過去の辛い経験にいつまでもしがみつくのも同じだと思う。

どうして「いま」を生きようとしないのだろう。

過去があってこその「いま」なのではないだろうか。


どうかどうか未来のために生き抜いてくださいね。




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