| 2021年03月07日(日) |
やったらやっただけのことがきっとある |
曇り日。昨日ほど気温が上がらず少し肌寒く感じる。
また雨が近いのだろうか。今にも泣きだしそうな空だった。
お隣の桜草がそれは見事に咲いてゆらりゆらり。
風もないのに不思議に思ってようく見たら雀が遊んでいたよう。
土の中から虫が出て来ていたのかもしれない。
花と戯れる雀の姿に春を感じずにいられなかった。
今日はやっと川仕事。夜明けを待って早朝から船を漕ぎ出す。
先日からじいちゃんが一人で少しずつ収穫を頑張ってくれていて
私が二足の草鞋を履かなくても良いようにと気遣ってくれていた。
それがどれほどありがたことか。今日は精一杯に頑張ろうと思う。
海苔の生育はまだまだこれからのようで収穫量はわずかだったけれど
品質はとても良くどこに出しても誇れるような川の幸だった。
親戚でもあるお仲間さんが是非にと声をかけてくれて
県下の大手スーパーに初めて卸してみることにする。
乾燥海苔ではなく生のままの新鮮な海苔を食べてもらいたい。
旬の食材として店頭に並ぶのがとても嬉しくてならなかった。
一キロずつ袋詰めにするのが少し大変でやはり女手が必要。
じいちゃん一人ではとても無理という事になってしまって
せめて週末だけでもと今後の取引を約束したのだった。
私はものすごく目の前が明るくなってしまって早速の皮算用。
乾燥海苔よりもずっと高値なのだ。こんなうまい話があるものかと。
すぐに調子に乗るところが私らしくてなんとも愉快なことである。
いかんせん職場の仕事を放棄するわけにはいかないだろう。
川仕事を終えてから職場に走るような体力もすでに限界だと思う。
そうなれば臨機応変に無理のないスケジュールを組みたい。
「やるっきゃない」出来る日に出来ることを頑張ればいい。
程よい疲れがなんとも心地よい一日だった。
やったらやっただけのことがきっとある。すくっと前を向こう。
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