ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2020年10月30日(金) 素直になれない

夜が明けた頃には雲におおわれていた空が

いつの間にか青空に変わっていた。

風もなくぽかぽかと暖かい穏やかな一日となる。


セイタカアワダチソウの鮮やかな黄色に蜜蜂が戯れていた。

蜜はどんな味がするのだろうと思う。甘いのかな美味しいのかな。



月末の仕事を無事に終えほっとして帰宅。

ポストに手紙が届いており「高知県文化財団」と書いてあった。

もしかしたらと思い当たることがありドキドキしながら封を切る。


それは9月に詩を応募していた「高知県文芸賞」の結果であった。

私の拙い詩が奨励賞を受賞したらしいのだけれど

まるで他人事であるかのように実感がわいて来なかった。

光栄なことなのだろうけれど嬉しいと言う感情がわいて来ない。

それは自分でもよくわからない不可思議な出来事であった。


そもそも奨励賞とはなんだろうと思う。努力賞のようなものなのか。

子供の作品に「よくできました」と桜印のスタンプを押すような。

だからそれは「たいへんよくできました」とは違うのだろう。

言い換えれば普通よりは少しマシ。そんな賞ではないかと思う。

12月にあると言う授賞式に参加して見ればわかるだろう。

それがどれほど場違いな所なのか思い知るのに違いない。

誇らし気な人達に混じるちっぽけな自分が目に見えるようだ。


どうしても素直に喜べない。喜んではいけない気がする。

それが自信になれば私はきっと驕ってしまうことだろう。

私の詩は決して思い上がってはいけないのだ。


自信にあふれた詩ほど見苦しいものはないと今なら言い切れる。


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