2020年09月24日(木) |
じゃんけんぽん あいこでしょ |
ぽつぽつと雨の一日。なんだかほっとするような雨の音。
優しい雨でよかった。こころの何処かが乾いていたのかもしれない。
仕事から帰宅するとポストに詩誌が届いていた。
「ぶーさーしっ」の記念するべき第一号だった。
沖縄の言葉で「じゃんけんぽん」と言う意味なのだそう。
某SNSでその詩誌が作られることを知り
編集をするめいさんに是非にとお願いしていたのが
ついに出来上がり真っ先に届けてくれたのだった。
思いがけなかったのは手紙が同封されていたこと。
それがどれほど嬉しかったことだろう。
感激で胸がいっぱいになり思わず涙ぐんでしまった。
めいさんは私と出会ったことを決して忘れてはいなかった。
随分と歳月が流れたけれどそれはまるで昨日の事のように。
そうしてその縁が今でもささやかに繋がっていることが
なんだか奇跡のように思えてならない。
じゃんけんぽん あいこでしょ
ふとそう口にする。それは向き合わなければ叶わないこと。
届いた詩誌の最後にめいさんの詩があった。
こころがふわりとあたたかくなる。
あしたわたしも手紙を書こう。
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