| 2020年07月16日(木) |
なんの罰なのかなにが罪なのか |
曇りのち雨。蒸し暑さはなくずいぶんと涼しく感じる。
雨雲におおわれている空を想う。彼女と呼んでいいのか
きっと欝々と嘆き苦しんでいるのではないかと気づかう。
ほんとうは青いのだ。明るくて朗らかなひとなのだろう。
ぽっかりと浮かぶ白い雲が好きだった
風と一緒に追いかけっこをしたりして
くすくすっと笑ったり抱きしめてみたり
真っ青であればあるほど雲を恋しがる
そうそれほどまでに寂しがり屋だった
風がどんなに宥めても切なそうな顔をして
わたしは独りぼっちだからとぽつんと呟く
ある日とうとう邪悪な雨雲に囚われてしまい
微笑むことも叶わない憐れな姿になった
風がほらねとまるで後ろ指を指すように
それでも歯を食いしばって耐えていたのだ
なんの罰なのかなにが罪なのかわからない
ただ青く白い雲に会いたがっていただけなのに
どうか彼女をゆるしてあげてください
どうか涙をうけとめてあげてください
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