| 2020年07月14日(火) |
空を信じてあげなくてはいけない |
雨のち曇り。午後ほんのつかの間だったけれど小さな青空が見える。
雲をかきわけるようにそれはまるで希望のように見えた。
空を信じてあげなくてはいけない。空もきっと辛いのだろう。
朝の峠路を越えると山里の民家が見え始め
雨に打たれているのは化石のような紫陽花
その傍らで百日紅の濃い桃色が微笑んでいた
紫陽花はみじめな気持ちになっただろうか
もううつくしくはないと涙雨を流しただろうか
いやそうではないとわたしはおもうのだった
この世にはなんとうけとめなければいけないことが
あるのだろうこれでもかこれでもかと雨に打たれる
それでも生きているとほっと空を仰ぐ時がくる
土にしがみつくように生きなければいけない
またきっと紫陽花の季節がやってくるのだから
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