2020年04月04日(土) |
精一杯に生きてみせよう |
二十四節気の「清明」万物が光り輝くころ。
いのちあるものが生き生きとその命を輝かせるころ。
ひともそうであってほしい。精一杯に生きてみせよう。
早朝より川仕事。また一週間ぶりになってしまった。
海苔の生育は相変わらずで決して良好とは言えないけれど
しっかりとした根がありそれがいのちそのものに思える。
ほんのわずかな収穫だったけれど自然の恵みをありがたく頂く。
娘夫婦が仕事だったので孫たちは作業場の庭で遊んでいた。
お菓子屋やジュースを買って来てまるで遠足のようにはしゃぐ姿。
それが微笑ましくてならず笑顔のままで作業を終える。
山里の職場に急ぎの仕事があり休む間もなく駆けつける。
孫たちは娘婿のお母さんが預かってくれてとても助かった。
おかげで仕事が出来る。二足の草鞋も苦にはならなかった。
仕事が忙しくすっかり帰宅が遅くなってしまったけれど
スーパーのお惣菜のありがたいこと。今夜は手抜きで行こう。
あやちゃんは「なにもつくってないじゃん」と文句を言いつつ
レトルトのカレーを美味しそうに食べてくれてほっと嬉しい。
家族団欒をよそにテレビからは新たな感染者のニュースが流れる。
そんな現実から逃れられずにみんなでため息をつきながら
笑い飛ばすような勢いですぐに笑顔が戻ってくるのだった。
どうしようも出来ない危機感や不安に押しつぶされやしない。
家族みんなで立ち向かって行こう。そうして乗り越えようと
つよくつよく思った夕暮れ時のこと。
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