2020年04月03日(金) |
ひとりひとりの覚悟のようなもの |
花曇り。時おり陽射しもあったけれど少し肌寒く感じた。
満開を迎えたばかりの桜がもう散り始めてしまって
なんと儚いことだろうとふとせつなさを感じたけれど
桜吹雪の舞い落ちる道を帰りながらその風情をたのしんでいた。
帰宅するとめいちゃんのお友達とあやちゃんのお友達が
そろって遊びに来てくれていてそれはにぎやかな我が家。
こども達の笑い声が嬉しくて私も笑顔でいっぱいになる。
夕方になりまた隣町で新たな感染者が出たニュースが流れる。
老人施設の介護職員らしく息子の姿と重なりこころが痛むばかり。
先日の発熱の事もありとても他人事には思えなかった。
感染経路は今回も不明とのこと。それがよけいに不安を煽る。
とにかく不要不急の外出を避けることそれがいちばんだと思う。
娘と夕食の支度をしながら「困ったことになったね」と。
娘は今日の入園式も園庭に居て待機していたそうだ。
自分も隠れコロナかもしれないと思うくらいでいないといけない。
娘の言葉にうなずいていた。ひとりひとりの覚悟のようなもの
それがあれば少しでも拡大を防げるような気がするのだった。
夕飯は牛丼。じいちゃんの好物でわしわしと掻き込む姿。
みんなみんな笑顔だった。そんな平和が奇跡のように思える。
家族みんなをなんとしても守りたい。
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