| 2024年08月03日(土) |
【万葉挽歌〜人形からみる古の奈良】 |
7月26日〜29日まで奈良に行きました。 2年前、ツイッターで中田文花さんという方が、 美術教師を定年退職されて人形制作をされている永瀬卓さんを紹介されました。 その人形、有間皇子に目を奪われました。
それから2年。 とうとう奈良で、それも平城宮いざない館で、 【万葉挽歌〜人形からみる古の奈良】が開かれることを知りました。
私は、とにかく!絶対に!実物を見たい!と思って、 夫に「見たいものがあるからちょっと奈良に行ってくる」と言いました。 すると、夫は、あっという間に、旅の計画をたてたかと思うと、 気がついたら奈良にいた!という感じの旅が始まりました。(笑) 夫、恐るべし。 ツアコンが、できると思います。 アバウトな私は、ふらりと行くつもりでしたが、 理系の夫はがっつりと予定をたてる人なのでした。
初日は、飛行機で移動して奈良に入り、新薬師寺に行きました。 奈良はすごい。 町の住まいの中に、国宝のお寺があるのです。
2日目は、楽しみにしていた【万葉挽歌〜人形からみる古の奈良】です。
眼福の一日。 静かで美しい。 諦念。 ぽうっと白く発光しているよう。 行ってよかったです。 遥か昔に生きた人が、その想いのまま、目の前にいるように感じました。 悲しい運命を迎えた人達を前にして切なくなりました。
午前中から行き、 午後のギャラリートークをお聞きして、また見て、 長い間、平城宮にいました。
ギャリートークがとてもおもしろかったです。 采女と郎女の違いを初めて知りました。 昔、住んでいた郡山には、うねめ物語が伝えられています。 なつかしく、そのおはなしを語った方のことを思い出しました。
細かい歴史や歌について解説していただいて、 学生の頃を思い出しました。 そうそう、覚えたの。 秋山 我は と。 今はうろ覚えで悔しいなあ。 再度、万葉集を手に取りたいと思いました。
作り手の永瀬さんは、インスタはされているけど(ほぼ動きはなく) SNSをされていないそうです。 ただただ真摯に万葉集の時代に生きた人々を中心に作られているみたい。 埼玉にお住まいで、奈良までの移動は、 壊れやすいことから、あまり乗り気でなかったそうです。 そこを説得されて、サポートされての展示です。 たくさんの人達が、この展示で動かれたのでしょう。
お人形たちにとって、生きていた場所に帰ることができて、 うれしかったのではないかしらと思いました。
入場無料です。 ガラスケースに入っていないお人形が多いです。 撮影自由。 SNSへ載せるのもOKです。 写真集は1000円。 ピンバッジのガチャがあります。 私は、2回やり、2回とも大好きな有間皇子さんを引き当ててガッツポーズをしました。 ファイルも販売されています。 等身大、有間皇子さんのパネルがあり、一緒に写真も撮れます。 QRコードから解説があり、そこからアンケートに答えると、 有間皇子さんと長屋王さんの待ち受け画面がもらえます。
入場無料とは思えない内容の展示です。 永瀬さんは、この展覧会で儲ける気がないことが伝わります。
そして、少し残念で、それでいてうれしいことに、 宣伝されていないようで、 ギャラリートークは混みましたが、 見に来る人がうんと少ないです。 みなさん、ささっと見ると帰ってしまう。 長くいると、誰もいなくなって、私だけになります。 じっくり、ゆっくり、しつこ〜く見ることができました。 視線が合うところに移動して、見つめます。 立体のものって視線が合うのは大事な気がします。
3日目は、レンタカーを借りて、 長谷寺に連れて行ってくれました。 それから初瀬ダムに行きました。 初瀬ダムは無人で管理されているそうです。 総合庁舎に行ってダムカードをもらいました。 室生ダムにも行きましたが、夕方から室生寺のお祭りがあるとのことで、 行けませんでした。 残念。 奈良は、盆地で、ぐるりと取り巻いている山にダムが多いそうです。 そして古墳も多いです。
4日目、最終日。 飛行機は19時35分発。 この日は予定がありません。 「さあ、どうする?」と聞かれたので、 即、答えました。 「もちろん!人形を見に行きます。」 また、会いに行きました。
平城宮跡にある、遣唐使船にも乗りました。 こんな小さい船で、荒海を越えていったんですね。
無茶苦茶、暑くて、外では、時々、意識が飛びました。 意識して、飲み物をとっていましたが、 ふらふら〜となりました。 今年の夏はとんでもないですね。
よい旅でした。 夫に感謝ですね。
夫は始発から早朝乗り鉄旅に行き、 なんと「奈良しかトレイン」に乗ったそうです。 すごい。すごくかわいい電車です。 車内も鹿でいっぱい。
不定期に走るので、乗れたのは運がいいんですって。
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