私の脳内は年がら年中、"萌虫"が沸いてますが。
先週のおでかけ感想文を書いていたら突発的にオノババオノな気分になって、萩原先生の『馬場辰猪』をパラ見してるうちに、ババタツの系譜の初っ端が「父は甲州武田家仕馬場美濃守」という衝撃的な一文に出ッくわしました。今ちょっと魂抜けてます。え、ちょ、何、待って、え? 武田家中で「美濃守」の名乗りを許されたのは僅かに二十四将の2人、大河でおなじみ「鬼美濃」こと原美濃守虎胤と、武田四名臣にも数えられる名将、馬場信春だけです。馬場美濃はかの長篠合戦で恰好よろしい最期を遂げるのですが、享年61歳なのでまあ息子は当然いたろうと。…武田側では見かけないですが(爆) や、もう本当、世間って狭い。怖い。
●ものっそい今更な先週のおでかけの話。
2月24日(土)に、『紫雨のゆりかご』の織方さん、明治サイト『華胥之夢』の洛芭さんと、六本木に『長州ファイブ』を観に行って参りました。 12時〜の回で観て、後は周辺を散策して晩餐、という予定でお店の予約もしていたんですが、何が吃驚したって、10分前に既に満席、完売御礼だったという事実です。目の前で売り切れました。「はい、3名様ですね〜…お席ばらばらになっちゃいますけど宜しいですか〜…あッ!…お客様、大変申し訳ございません、今完売してしまいました…」(実況中継) 仕方なく、先に周辺散策をして、次の回(5時〜)を観るということにしました。
六本木界隈には古いお寺や有名な洋館が点在しているので、俄仕込みの怪しい知識を披露しつつお散歩。お品書きはこんなかんじ↓です。
・東洋英和女学院 (昭和8年ヴォーリス設計の校舎) ・賢崇寺 (佐賀藩菩提寺、2.26事件受刑者の墓) ※お寺の場所のみ確認 ・善福寺 (アメリカ公使館跡、福澤諭吉の墓) ・安藤記念教会 (言わずと知れた安藤太郎ゆかりの教会) ・有栖川宮記念公園 (南部盛岡藩下屋敷跡) ・専称寺 (沖田総司の墓) ・六本木ヒルズ (長府毛利家上屋敷跡、乃木大将生誕の地)
時間にして1時間ちょいで回れちゃいます。坂が多いので途中休憩を挟むといいかも。 …本当は、折角の長州5鑑賞なので、聞多のお墓(長谷寺)にも行こうと思ってたんですけど、この日は風がもの凄くて寒かったので、六本木ヒルズでお茶して残り時間を消費してしまいました。(ちなみに、青山霊園も六本木から余裕で徒歩圏内です。今回は全員すでに訪問経験アリということで割愛しました) お茶の話題は、明治初期政治家と民権家で、テーマは「電波」でした(何)。主な俎上は木戸様と尾崎とW大周辺とババタツ。…途中からむしろオノババオノ。馬場の愛称「タティン」が、本人自称@アメリカだったのは存じませんでした…。馬場…何てかわいそうな子…!(あッ)
肝心の映画の感想は…おっそろしく長たらしくなったので、別立てにします。こちら(2/25の日記)からどぞ。
映画後は、新宿に場所を移して宴をば。 W大は高☆早苗の呪いで創設者愛がもの凄いんだとか、むしろ彼が創設した宗教だとか、その根源は☆野梓の怨念だとか、いい加減なことばっか言ってすみません(→織方さん)。前触れもなくアクロバティックな話題転換で安富のマイナー情報収集に走ってすみません(→洛芭さん)。 織方さんが長州5マンガを持ってきて下さったので、一頻りネタにして盛り上がりました。いや、それ以外にもちゃんと映画話もしましたよ! …たぶん。(たぶんって…) あんまり遅くなれないとリクいただいてたのに、結局は11時まで呑み明かしてました。本当に申し訳ない(→織方さん)。
そんなこんなで、楽しさてんこもりな一日でした。お付き合い下さったお二方、重ね重ねどうも有難うございました!m(_ _)m
●更新 >枝折: 新たに1軒、大鳥系サイト様をお迎え 史実大鳥を大プッシュな素敵サイト様がまた1つ…! 実は昨年中からファンだったんですが、漸く勇気を振り絞りました。(遅) とあるコマのリアル系圭介爺が超!可愛いですvv
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