…だからどうしてこの頭は京都ネタ2本北行3本を同時進行で思いつくかな!コノ…!コノ…!!(涙目) (連休中に小ネタの1本くらい何とか形にできたらいいですネ) (他人事みたいに言ってんじゃねえぞ)
自宅近所の古本屋さんで面白いものを発掘しました。幕末〜戦前の物価比較本。物品毎に価格の変遷を纏めた表で、もとは新聞の連載だったようです。細々とした日用品から散髪とか劇場などの娯楽まで、実に多種多様な物価比較。年代と価格しか掲載されてないですが、物価は世相を如実に反映しますから、じっと見てるとそれなりに面白い。…幕末〜明治中期の物価がもう少し沢山載ってたら買ったんだけどねえ。(明治末期〜が多かった) 数少ない幕末物価の幾つかはこんなかんじでした。 豆腐100匁: 4文 しる粉: 5文 蕎麦: 16文 酒: 上等240文、中220文、並170文 うな重: 300文 裏長屋家賃(慶応年間): 600文 白米(幕末)1石: 4円 米、高い! そしてうな重2食で一ヶ月の家賃。(遠い目) 酒ってのがどの程度の代物なのか不明ですが、こりゃ酒呑みは辛いっすなァ。そしてしる粉と蕎麦の値段の差にちょっと吃驚です。あんま変わらないと思ってたので。 価値換算は、250文=1朱、4朱=1分、4分=1両。明治4年公布の新貨幣条例で、1両=新貨幣1円と定められてます。現代感覚に直すと、1文=20円程度らしい。 そういや、今年67歳になるうちの母が大学生の頃、学生街のラーメンが50円しなかったみたいなこと言ってたな。そう考えると、物価って凄いですね。
●メッセージ返信 10/7 21:40 板挟み圭介のK様 いやあの本っ当にちょろっと、大鳥スキーにとっちゃ常識な事実がさらっと、触れられてるだけですので、わざわざ読みに行かれるほどのものかどうかは…!(慌) 陸奥に絡めて圭介を追いかけるなら『蹇蹇録』のほうが面白いかと…(もうご存知でしょうが) /衝鋒隊キャッチ。そういやそんなのありましたですね。桑名っていったら私は「その手は桑名の焼き蛤」しか出てきませんでしたよ(爆) /や、や、もう、こちらこそ資料ツッコミに日々悶えさせていただいてますので、100分の1くらいのお返しにでもなってれば幸いです。レポ、頑張りまっす!
|