みみずのたはごと

2005年07月08日(金)  駄目だ、面白すぎる。

明治政界。とくに政党政治が始まってから。
っていうか、政友会。

> 当時の政友会の選挙広告は、右上に犬養の似顔絵があり、広告の中心に大きな文字が
> ドカンと書かれていました。
> その文句。
> 「犬養先生を守れ」

お も し れ え … ! (o_ _)ノ彡☆

●ロンドンの事件・雑感
(重たい話かつ甚だしく私見なので反転しておきます。歴史とはまるで無関係ですし、すっ飛ばしてくださって結構。それからもし感想とか反論とかもあったらどうぞ)
4年前の今頃は、私はロンドンで仕事をしていました。標的になった場所はどこも行った(通った)ことのある場所ばかりです。当然、友人や同僚、教え子(学校に勤務してました)たちが巻き込まれた可能性もあり、昨夜は混乱しながら消息確認のメールを量産していました。今朝から、ぼちぼちと返信が返りつつあります。爆破された列車の次の列車に乗っていて間一髪無事だった友人、お兄さんが現場に出くわしたけれど奇跡的に無傷だったという知人。まだ連絡のない友人達もいますが、ちょっとほっとしています。
ほんとうは、仮令私の直接の知り合いやその家族・友人たちが無事であっても、失われた命の重さや事の重大さは些かも減らないのですけれども。
どんな理由があれ人を殺すのは悪いことで、テロルというのも許されないことで、でもそれを「許さない」と言える資格は誰にあるのだろうと、そんなこともちょこっと考えました。彼らが特別に「おかしい」わけじゃない。今はその言動が常識的に見て異常でも、生れながらに異常だったわけではない(私は犯罪資質の遺伝という理論には賛同してませんので)。必ず、何か切欠があったはずで、その引き金がなんだったのか、そこを見ない限り、堂々巡りなのではないか。
学生の頃、北アイルランド紛争に興味を持っていろいろ調べ、後に現地にも行きましたけれど、基本的な考えは変わりませんでした。人種とか、国籍とか、宗教とか、は関係ない。聞く耳を持ち、対話すること。結局、それに優る問題の解決方法はない、と思っています。現時点で相手が聞く耳を持っていないのは九分九厘確実だけれど、それでは此方はどうでしょうか。自分は正しいのだと過信することなく、常に自問しつづけていきたいものです。何事につけても。


●端唄な占い。
…と、いうのを見つけました。>http://u-maker.com/130927.html
私は、「梅は咲いたか」。好きな唄なのでちょっと嬉しい(笑)
「楽天家のロマンチストで、のんびり屋に見られがちだが実はかなりの合理主義者」←あっはっは、合ってるヨ;;
先日購入したCDは、『柳家紫朝・粋曲』というのと、『大江戸ラヴ・ソングス』というものです。前者はべらんめえの江戸っ子口調が楽しい幇間芸、後者はうぐいす声の姐さんたちの競演。収録されているのは都々逸、端唄、小唄、新内、さのさなど、両方とも多岐に渡るので飽きません。ちなみに私のオススメは、後者に収録の市丸姐さん。正真正銘の浅草芸者さんだけあって色っぽいというか艶っぽいというか、惚れマシタ(照)

メッセージの返信は明日書きます。


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葛生冴 [MAIL] [HOMEPAGE]