梅雨に入って湿気っぽくなった所為もあるのでしょうが、ここのところ帰宅して一歩部屋に入ると、何処の古本屋に紛れこんだのかと一瞬錯覚します。なんとも表し難いその芳香の素は、勿論この一年で異様に増殖した書籍類です。 古書店の匂いというのは、好きなのですが。 あの雑多な積み上げ方や、本に気配を埋もれさせて店の奥に居座ってる店主なんかと相まって、たいそう居心地のよい空間なのですが。 でも、幾ら好きでも、古書店内で就寝したいとは思いません。 ……というわけで、暫し思案の結果、お香を買ってきました。森林の香。焚くやつじゃなくて、匂い袋みたいに部屋に置いとくやつです。さて、効き目はありやなしや?
そうそう、それと、我慢してたのについうっかり母校の創設者関連の本を注文してきてしまいました…。どこまで脱線する気だ自分…。
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