眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・荒瀬先輩とピヨの777日:恵庭
ボーイズ小説・荒瀬先輩とピヨの777日(ダリア文庫)恵庭
奨学生の大学生受は住むところがなく困っているところ、同じ大学の先輩攻に誘われ同居する事になる。同居してから777日目で付き合うようになった話。
設定買い。近年まれに見る最悪な感想だった。
受は大学生。北海道の牧場で祖母に育てられる。両親は死亡。憧れの教授の授業を受けたいがため奨学生となって上京する。
攻は受の先輩。総合商社勤務。実家はアメリカにあり大企業の御曹司。
貧乏な天然受とお金持ち攻のカプは好きなので買ってみた。作家さんはダリアで長編ファンタジーを出していてファンタジーBLが好きなのでいつかまとめてよもうと買って積ん読にしており、1冊完結のこちらは手ごろに読めそうだと楽しみに読み始めたのだが。
最初受の天然エピソードが書かれていくのだけれど、読んでいくうちに受は悪い子じゃないんだろうけれど、天然可愛いというよりは狭量で無神経で品が無いとしか思えなかった。
バイトが長続きしないエピソードで提供するべき試供品を自分で食べ過ぎたり、就業中に客の前で大声でホモ論争したり、そりゃクビにもなるしバイトも続かないだろうと納得できた。
食に汚く好物の夕食を作った後で攻と攻同僚が家に来たので作った夕食を出すのだけれど、自分で食べろと勧めておいて好物を食べた攻同僚にむかついてテーブルの下で足を蹴ろうとするのとか。
受を好きだと言葉と体で示す攻に「ホモは人類の底辺」と何度も言うとか。
外で何度も攻がホモだとかホモは駄目だとか騒ぐとか。
攻の誕生日すらただで貰った商品の横流しだし、結局受は攻のために一銭も金を出してないんじゃないだろうか。
祖母は孫にヒモになるな。とか教える前に、もっと教えるべき大切なことがいっぱいあるだろうに。
作家さんは本当にこれを面白いエピソードとして書いたのだろうか。読み始めは好き設定もあって受に対してマックスあった好感度がすごい勢いで目減りしていき、最後は攻目を覚ませ! とか、攻父は全力で受を排除しろよと切に願った。
一番駄目だったのは、さんざん攻の好意を踏みにじっておいて、攻が離れると分かりやっぱり好きだからと強引にHした後、攻が寝ている間に我に返って実家に逃げ帰るエピソード。いくらなんでも失礼過ぎる。そのまま見つからなければ良かったのに。
逃げ帰った後も祖母にホモでも嫌われないと分かったから攻を追いかけると決め、攻が追いかけてきた時の態度もどの面下げてそんな台詞が吐けるんだと真剣に腹が立った。
天然設定のキャラは結構どれも美味しく頂けると思っていたのだが思い違いをしていたようだ。つーかこの数々の失礼エピソードを笑って読める人はいるんだろうか。いやいるから単行本になったんだろうけれど。
義月さんのむかつく攻並にむかつく受だった。
嬉々として買った五人の王のメインキャラがこんな性格だったらどうしようと今から絶望。
文体は初めて読んだが、ネット小説っぽく若い作家さんなのかと思ったが、文章の端々に死語が入りドメスティック臭がしていたので案外年がいっているのか?
Hは最後に。つーか攻は目を覚ませ。
次は5人の王を読んで判断する。
学生物。同居物。同じ大学の先輩×後輩。コメディ風。
2014年07月23日(水)
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