眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・全寮制男子校に転入してみた。:栗城偲

ボーイズ小説・全寮制男子校に転入してみた。(プラチナ文庫)栗城偲

アメリカ在住の受はスキップで大学を卒業し親の勧めで父方の親戚が多く在籍した全寮制男子校に編入したが、そこで生徒会長攻の秘密を知ってしまい…。
設定買い。可もなく不可もなくと悪くないの間。可もなく寄り。
受は編入生。高校二年生。大学卒業済み。両親はアメリカ在住。ゲイの自覚はあるが好きになった相手はいない。童貞。負けん気が強い。母親譲りの大きな目。声変わりを迎えてもまだ細い声質。華奢な体格。童顔。男気がある。頭がよく食うに困らない程度の稼ぎをすでに持っている。
攻は生徒会長。大きな会社の跡取り。肌色が薄く肌理が細かい象牙のように美しい。男性的な包容力を持った穏やかな微笑み。堀が深いわけではないが目鼻立ちがはっきりしていて印象的な美貌。外面は優秀で完璧だが内面はへたれ。
絶対権力を持つ生徒会長や生徒会の面々に気に入られたかからと編入生受は周囲から嫌がらせを受けるが…という、権力生徒会の学園物だった。
ちょっと毛色が変わっていたのは、受がやられっぱなしではなく、やり返したり大人な対応で水に流したりして周囲に認められていくところ。
攻が実はヘタレでそのギャップに笑える部分もあったが、一瞬生徒会長が受なのかと思ってしまった。
受は(偏見かもしれないが)アメリカ暮らしの割りに色事に疎いというか、やられ役上級生に押し倒されているのにぴんときていなかった。後、負けん気が強いのでやられたらやり返すのだが、子供の仕返しみたいで頭が良い設定はもうちょっと生かさなかったのかと思わないでもない。
クライマックスの事件で受は上級生に襲われるのだが、犯人側は悪質なのでももっと罰されるべきだろうともやもやした。
メイン二人の性格以外はオーソドックスな権力生徒会物だった。
Hは最後に。初々しかった。
次も設定次第。
学園物。寮物。生徒会長×編入生。コメディ風。権力生徒会。年上攻。へたれ攻。攻の女装。


2014年04月20日(日)
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