眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・臆病者は初恋にとまどう:みとう鈴梨

ボーイズ小説・臆病者は初恋にとまどう(ルチル文庫)みとう鈴梨

会社員受は会社の部下の婚約者と間違われ部下兄攻に殴られる。その後兄攻を説得するよう友人で部下の本当の婚約者から頼まれて、攻を遊びに連れまわすようにしたが…。
設定買い。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は会社員。優秀。妹が三人。遊びもスマート。ゲイ。色男。プライドの高そうな鋭いパーツの揃った面貌には常に笑みがある。どんな時も余裕を崩さない。口も上手く所作もスマート。男女にもてる。
攻は清掃員。受の会社にも仕事しに来ている。両親との折り合いが悪く妹を連れて家を出る。屈強な身体。秀でた額。高い鼻。迫力或る眼光。純朴な色気。無造作に短く揃えられた髪型。厚ぼったい口元。
仕事が出来て遊びもスマートでこなれている受が、家を出て妹を守りながら一生懸命働いてきた不器用で朴念仁な攻に遊びを教える話。最初は暖かい目で見守っていたが本気で好きになり…みたいな流れ。
ずっと両親の不仲に苦労してきた攻は、恋愛や結婚に懐疑的で妹の結婚が許せない。受を好きになって恋愛の良さと辛さを学んで最後は許していた。攻は好きになったら一途に思うタイプ。
受は攻に惹かれていたのもあるんだろうけれど、面倒見の良い懐の広い男だった。元攻で後ろは攻が初めて。
受は会社の同僚に嫌がらせを受けていたんだけれど、最終的にはそれをあっさり許す。あまりあっさりし過ぎるといつもなら読後感でもやもやした気持ちが残るのだが、その後の短い話でもその同僚とのエピソードが出てきて、ここまでしたなら受の性格が気持ちの良いと分かるし、愛される所以なのだなというのが納得出来たので良かった。
最後は結婚式のまねごとをしていた。受が妹たちの結婚式で感じたむなしさみたいなものはとてもよく分かる。
Hはそれなり。攻は童貞。受は後ろは初めてだった。
次も設定次第。
社会人物。清掃員×会社員。ブルーワーカー×ホワイトワーカー。受に当て馬。元攻な受。


2013年07月05日(金)
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