眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・濡れ男:中原一也

ボーイズ小説・濡れ男(リンクスノベル)中原一也

准教授の攻には、大学時代からの親友で片思いの相手受がいた。ある日誘惑に負けてしまい一線を越えたが受は態度が変わらず他に男が居るのかと邪推した攻は…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。可もなく不可もなくプラス3。
受はオフィス事務機を扱うメーカーの営業。特別顔の作りが良いというわけではないが由緒ある家柄のボンボンといった甘い雰囲気を漂わせる。どこか色気がある。癖のない柔らかな髪。比較的白い肌。儚げな印象すらある。繊細そうな見た目と裏腹に大雑把。汚部屋の住人。関西弁。雨男。どこかゆるくて飄々としている。下手物食い。
攻は社会学の准教授。183センチの長身。前髪を軽く後ろに流したオールバック。艶やかな黒髪と黒い瞳。口数が少なくダークな印象。几帳面で少々気むずかしい。取っつきにくい性格。硬質な印象。女性にもてる。
あとがきを読むと「雨に濡れて飄々とした男の話が書きたい」とあり、その通りに雨に濡れる受の様子は色っぽくけだるげな関西弁の雰囲気は婀娜っぽく表面とは裏腹に一途な様子にも萌えたのだけれど、外見がエリートチックで行けてるはずの攻がなんかこう。受に対して余裕がないのは可愛いんだけれど、余裕がないにしてもちょっと酷くないか? もうちょっと信じてあげればいいのにと思ったので好感が持てなかった。
雑誌の時もそう思ったのだけれど、書き下ろし部分で挽回されているかと思って買ったが、あまり変わっていなかったのでこの感想。かといって受のどうせ僕なんてが楽しめるわけでもなく、受の色っぽさだけが際だっただけに残念。
後半受の元クラスメートでストーカーになった男が出てくる。
Hはそれなり。濡れているHは好み。
次も設定次第。
社会人物。准教授×会社員。雨男。受にストーカー。コメディ風?

2013年03月08日(金)
最新 目次 MAIL HOME