眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・このままではいられない:おのにしこぐさ

ボーイズ小説・このままではいられない(ビープリンス文庫)おのにしこぐさ

大学生受は幼馴染みで同級生攻に面倒を見られて平凡な生活を送っていたが、攻から突然告白され…。
設定が気になったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は大学生。妹がいる。家族仲は良い。陽気で友達も多い。気安く屈託がない。賑やかなのが好き。平凡。酒に飲まれるタイプ。
攻は大学生。受の幼馴染み。十人中十人が認めるイケメン。頬から顎に描けてのラインが鋭利できりっとした眉に高い鼻梁、彫りの深い目。往年のスター。面倒見が良く正義感が強い。頭が良い。受にずっと片思いしていた。クール。
久しぶりの新刊。BLでは二冊目。6年ぶりの新作で何か懐かしかった。
大学三年の陽気で明るい受と美形だがクールで一歩引いたところにいる攻の幼馴染みカプ。陽の受と陰の攻のカプは好物で、いくら読んでも楽しめるのでこのカプも萌えながら読めた。
受が酔いつぶれ攻が迎えに来るエピソードが何度も出てくるのだが、最近こういう酒の飲み方をする学生も減ったよなーなどとしみじみしてしまった。
これもちょっと古くさく感じる1つなんだろうか。
前半部分は攻が告白し受が受け入れくっつくまで。後半部分は就活で二人の将来を不安に思う受の話。前半は普通に良いね良いねと読み進めていたのだけれど、後半受が攻と就職進路の話が出来ずに不安に思う下り、受がずっと片思いしていた設定なら、やっぱり聞き辛いかなーと思えるんだけれど、攻がずっと片思いしていて熱く告白されめちゃくちゃ愛されているのに、どうして「攻に訊けない〜」などと悩んでいるのかぴんとこなかった。
と言うか、可哀想な攻のためにさっさと訊いてやれよと思ったんだけれど。
ついでに受がそこまで進路に悩んでいるような雰囲気も感じられなかったので、何をぐるぐるしているのかもぴんとこなかった。受は一見明るくさっぱりして見えて結構自己完結してしまうタイプっぽい。
リブのレーベルのためかベタな感じでそれでももちろん楽しめたんだけれど、後半のもやもやがなかったらもっと楽しめたかも。
Hはそれなり。
次も設定次第。
学生物。同じ大学の同級生で幼馴染みカプ。同級生カプ。プチセンシティブ。家族。幼馴染み物。高校で再会。


2012年11月14日(水)
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