眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・意地悪なカウボーイ:高尾理一
ボーイズ小説・意地悪なカウボーイ(ビープリンス文庫)高尾理一
獣医の受はアメリカ留学中、幼い頃に別れたアメリカ人の父親の手がかりを探している。テキサス一の牧場を経営する一家の跡取り息子である攻の愛馬を看る事になった時、父親の親族だと知り近づきたかったが、攻は日本人嫌いで…。
雑誌掲載を加筆修正。雑誌で読んで気になっていたので買った。可もなく不可もなくと悪くないの間。可も無く寄り。
受は獣医。アメリカ留学中二年目。母親も獣医。母親がアメリカ留学中カウボーイの父親と知り合い受を産んだが、二人で日本に戻り母子家庭で育つ。白い肌と黒い髪。母親似。申告しなければハーフとは思われない。陽に照らされるとグレーに輝く瞳。二重のぱっちりした瞳。桃色の上品な唇。真面目。勉強熱心。仕事に対して真摯。明るく前向き。170センチ。
攻はカウボーイ。テキサス一大きな牧場を経営する。日本人嫌い。受父と攻父が兄弟。攻母と受父の本妻が姉妹。裕福な家庭。伯父を尊敬していた。185センチ以上。受父に似たハンサム。緑色の瞳。端正な横顔。鍛えられた逞しい肉体。尊大なカウボーイ。
初出は2004年なので8年ぶりの単行本化。アメリカ人カウボーイ攻に最初は誤解され嫌われていた日本人受が、誠実に接するうちに誤解が解け惚れられてくっつくハーレクイン物。
定番の展開に最初はいいねいいねと読んでいたんだけれど、最後の部分でもやもやした。雑誌で読んだ時ももやもやしたけれど、今回も同じ。
最初の方で受父の不倫で攻の家族間でも不和が起き、それもあって日本人を憎んでいた攻が結構な暴言を吐いて受を毛嫌いしているのだけれど、誤解が解けて受が惹かれていく課程で謝りはするのだが、えらく簡単に謝って簡単に許されていたのが若干微妙。
簡単に許されたのは受の性格もあるので、そういう事もあるかと読み進めていると、攻が受と一緒に暮らす未来を想像する姿に、というか攻両親にはどう説明するんだとか、一度謝って許されたからといって脳天気に考え過ぎだろうと多少いらっとしつつ、最後に両思いになった後もあれだけ攻家族に気を遣っていた受なのに、くっついた後の攻両親のことはちらっとも考えないんだろうかと気になった。
最初の嫌われていた部分が激しかっただけに、その後の納め方がぬるくて引っかかったのでこの感想。ほかの部分はよかったんだけれどね。
後今なら、受は父親の名前を知ったところでネットで検索したら、事故のことや亡くなった事実が簡単に分かったんじゃないかと思った。
Hは最後に一度。乳首成分が若干足されていたらしいが、そこまで特徴的だとも思わなかった。
次も設定次第。
社会人物。アメリカが舞台。カウボーイ25歳×獣医留学中29歳。年下攻。白人×日本人。
2012年10月21日(日)
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