眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・悪魔と:李丘那岐

ボーイズ小説・悪魔と(ルナノベル)李丘那岐

街の葬儀屋で働く受は、仕事中悪魔を見てしまう。自分の姿が見える受につきまとうことにした悪魔攻は…。
気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可もなく。
受は葬儀屋勤務。両親はおらず施設で育つ。存在が薄く友達も恋人もいない。不思議な力を持っている。上質な魂。真面目。全てを諦めている。平均的な身長。やや細身。少々ウエーブのかかった明るい色の髪。常に伏し目がち。長い睫毛。すっきりとした愛らしい顔立ち。暗い表情。
攻は悪魔。力が強い。元天使。長く艶やかな黒髪。首から肩、背中への理想的な筋肉のライン。かなり美しい姿形。引き締まった腰。非の打ち所のない完璧なボディスタイル。彫りの深いはっきりとした目鼻立ち。切れ長の目。澄んだアメジストの瞳。感情が窺えない冷たい顔。
攻はかなり力の強い悪魔で神様と個人的な知り合い。受は周囲からスルーされ続け恋人も友達もいない。なので周囲に期待していない。
この作家さんのファンタジー設定(天使悪魔妖怪吸血鬼などが出てくる話)は始めて読んだ気がする。んでこの作家さんに限らないんだけれど、BLで天使や悪魔、神様、吸血鬼が出てくる話は、大概荒唐無稽というかチープな印象になるのは何故なのか。
天使や悪魔が出てきても下っ端ならあまり気にならないんだろうけれど、大貴族だったり神そのものや一族のトップみたいな立場が多いので、指導的立場や支配者階級なのにそんななのかと思うからかも。
BLは恋愛メインでかいてくれるなら他は二の次なんだろうけれど、この世の価値観とは違う世界が安く作られているとはまれない。
攻は悪魔なのにテンプレっぽい行動がメインで、今ひとつキャラの性格が分かり難かった。展開もごちゃごちゃしているように見えてどのキャラにもはまれなかった。全体的に中途半端に感じた。
受の魂はプロテクトされていてそれに理由があるんだけれど、魂が解放された状態の周囲の反応を見てみたかった。
Hはそれなり。相手が悪魔なので最初は周囲からは見えないけれど外でやるという羞恥プレイのような青○だった。
次も地雷で無い限り買う予定。
悪魔物。天界物。悪魔×青年25歳。不思議設定。年上攻。悪魔攻。

2012年08月07日(火)
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