眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・愛の蜜に酔え!:樋口美沙緒

4日前ぐらいからひぐらしの声を聴くようになった。季節が巡っている。

夏コミの入稿がようやく終わり開放感。DVDとか纏めて借りて見ている。今更「シュタインズゲート」を借りた。話は面白いんだけど主人公はもてすぎ。


ボーイズ小説・愛の蜜に酔え!(花丸文庫)樋口美沙緒

愛の巣へ落ちろ!のシリーズ2冊目。クロシジミチョウ出身のロウクラス受は両親を早くに亡くし施設で育つがハイクラスのクロオオアリ一族の家に引き取られる。そこで王候補攻と知り合い親しくなるが、攻が学校に入り疎遠になる。その攻が病気にかかり受の力が必要だと言われ攻のいる学園に転入するが…。
気になる設定だったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受はクロシジミチョウ。病弱。クロオオアリの蟻酸がないと生きていけない。とろんとした黒の瞳。おっとりとした優しげな幼顔。地味な容姿。小さな唇。小さな人形のよう。絵を描くのが得意。
攻はクロオオアリ。王になれる個体。アリ種は女王を筆頭に一族で結束が高い。700年続く家柄。背が高く広い肩幅。厚い胸板。男らしい体躯。色香を含んだ甘やかな黒眼。高い鼻。優しい笑み。整った顔。王になりたくない。グンタイアリの血が入っており怒ると金色の髪と瞳になる。
これが出るまで新作は同人で出てたカイコガカプなのかと思いこんでいた。
一応学園物だけど受は殆どいなかったので半分くらい。
やたら「小さな」「たった1つ」「幼い」みたいな単語が並ぶ可哀想な受の話。
受がささやかな幸せを望み、叶わず、どうせ僕なんてと悩み、でもでもと再びちょっとした希望を灯して、再びおとされるというエピソードの繰り返し。受を擁護する友達や攻ライバルが出てきて、途中で受との誤解が解けて攻が後悔し受に謝って大団円という王道な流れで楽しめた。
最近こういう大げさなほどのベタベタな展開がとても減ったのである意味貴重。
攻はアリの王様候補なので、嫁候補の女性も出てくるかと思ったが(それで受がその女性を見て敵わないとくよくよするエピソードもあるかと思ったが)そこら辺は出てこなかった。実際王様より女王様候補の方が大切だよね?
受を無理矢理やった一族の男が受の蜜の味が忘れられずストーカー化する設定とかあったら萌えるかも。
クロシジミチョウはクロオオアリの蟻酸がないと生きていられず受が最後のクロシジミらしい。クロシジミを保護するためクロオオアリが面倒を見るためパートナーになるシステムなのだが、クロシジミが絶滅したのは住みにくい環境もあるんだろうけれど、クロシジミ同士で夫婦になったとしてもそれぞれにパートナーを持っている状況というのは、アリのパートナーと体の関係が無くても、人間の道徳や感情から考えてあまり良くないかもしれんね。だから子供も出来にくかったのかもとちと思った。
シジミチョウはアリの好む蜜を出す設定だったので、下から出すのかと思ったらまさかの母乳プレイだった。男性向けで妊娠していないのに女の乳首から乳が出る萌えシチュがあるけれど、それの女性向けみたいなものか。話の流れ上攻はあまり受の乳を楽しんでいないので、出来上がった後は是非とも楽しんで欲しい。
Hは多め。受がアリ一族の他の男に無理矢理やられているエピ有り。
次のシリーズも買う予定。
シリーズ。学園物。昆虫。クロオオアリ高三×クロシジミ高一。年上攻。受の記憶喪失。受が他の男に強○される描写がある。


2012年07月26日(木)
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