眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
■
■
■
■
■
■
富士見シリーズ 第6部・嵐の予感/逡巡という名のカノン/アンダルシアのそよ風
富士見二丁目交響楽団シリーズ 第6部
嵐の予感
嵐の予感
守村達の家に練習に来ている古参メンバーが桐ノ院と川島が付き合っているのではないかと噂している。
増えてきた音大生メンバーと昔ながらの素人メンバーの水面下の不協和音が出てき始めている。それをまとめようと頑張る桐ノ院。
曲がりなりにも同居している守村が桐ノ院の事を圭と呼んでも変じゃないと思うんだけど。疚しいところがあるから頑ななのか。親睦会のため守村達の家でバーベキューパーティを開くことにする。フジミの定演で桐ノ院もヴァイオリンのソロを弾くことになる。
守村の生徒の一人の小太郎がストリングバンドでコンテストに出たいので指導してくれと頼んでくる。
夏休みエミリオ先生の所に行き出来映えを見て貰う。
雪嵐
桐ノ院の指揮するM響とシベリウスのヴァイオリンコンチェルトを競演する以来が守村の所に来るが、都合を聞かずに勝手に決めてきた桐ノ院に怒る守村。
飯田視点で桐ノ院が空いたソリストの席に守村を強引に押した経緯を語る。
福山先生視点でM響と競演する報告をしにきた守村について語る。
守村視点に戻り桐ノ院と二人で曲の解釈を摺り合わせていくがまったく合わず喧嘩ばかりになってしまう。
飯田視点でM響との最後の擦り合わせで守村に攻め込まれている桐ノ院に心中で叱咤する。
福山先生のいいつけを守って3年待って依頼してきたのに可哀相な桐ノ院。ここら辺から桐ノ院の可哀相度が加速していくよな。
守村が生島と競演していると知って認識をころっと改める事務局長に笑った。
こよなき日々
74歳になった元ヴァイオリニスト守村とまだ世界を飛び回っている桐ノ院視点で近況が語られる。宅島の三男坊が桐ノ院のマネージャーになっており、小夜子には孫娘と息子がいる。金婚式に豪華客船で旅をしようと語っている。守村の誕生日にオペレッタを書いて初演をプレゼントする桐ノ院。
と言う夢を富田夫婦の金婚式二次会で妄想した五十嵐。
逡巡という名のカノン
逡巡という名のカノン
守村はサムソンの商業主義にウンザリして音楽を辞めたいと思っている桐ノ院の心情を知り何とかしようと悩む。守村は音大の四泊五日の夏合宿にかり出される。下っ端として働かされたり浮かれた学生に手を焼かされたり、打ち上げでは酔った勢いで生徒達にワルツを教える。帰って桐ノ院の誕生日を祝いながら桐ノ院が日記の心情をかいま見せたのに不安がつのる。
二人の家でフジミの野外バーベキューをして親睦を深める。
フジミの定演で桐ノ院がソロをする。以前よりは新しいメンバーと古いメンバーの仲がマシになる。
いくら何でも他人の日記を盗み読みするのはどうかと思うのよ。微妙に引いた。
過去と未来のロンド ハ長調
二人で桐ノ院のアルバムを捲り守村の修学旅行で実は桐ノ院と出会っていたと言う話。
個人的に過去実は出会っていたけど現在は覚えていない。と言う話は、さんざん冒険した後で夢落ちエンドで主人公は記憶を失っているパターンに通じる気がして楽しめない。
アンダルシアのそよ風
アンダルシアのそよ風
非常勤講師として生徒を教えているシーンから。
桐ノ院とオフの最後の日を過ごして再び日常へ。福山一門の発表会の曲チャールダッシュを三条と詰める。
桐ノ院が作らせた桐ノ院の性○の張り型を使ってみようとしてえらいめに遭う守村。
ヴァイオリンを演奏する音・表現・姿勢について悩む守村。
大学の試験が始まりかり出される。
発表会当日弾ききって一応の成功で終わる。
ヴァイオリンを弾くことについて悩んでいる守村はどこの部分を読んでも良い。生活について悩む部分はたまに微妙なんだけれど。
独り寝・白女王
桐ノ院が拾った子猫は母親に気に入られ実家に引き取られる。桐ノ院が実家に戻り猫が馴染んでいる様子を知る。桐ノ院家の女帝がすっかり丸くなっていた。
ボケて老人ホームに入ったお手伝いのハツを見舞いに行く桐ノ院。すっかりボケて子供のように感情的になったり家に帰りたいと懇願するハツに胸が詰まる。
短編だけどハツを見舞う桐ノ院に胸を突かれた。祖父と伊沢の話も出てきて老いるという事についてが書かれている。
螺旋のゆくえ
螺旋のゆくえ
発表会後体調を崩して寝ていた守村の所に桐ノ院がM響との競演依頼を持って帰ってくる。12月の定演でシベリウスのコンチェルトをやることになったが強引に決めてくる桐ノ院に切れる守村。曲の擦り合わせを始めるがなかなか上手くいかない。
桐ノ院が演奏旅行から戻り再び擦り合わせるが上手くいかないので、衝突を避けるためピアノの伴奏者を雇う事にする。ピアノ伴奏者の吉柳初登場。
守村の生徒達がストリングスバンドを組み、そちらに意識をとられるようになり練習をおろそかにし出す。
M響との火花を散らす合同練習を経て本番。演奏を成功させ桐ノ院に招待された姉たちもやって来る。
M響との打ち上げで酔った勢いで桐ノ院が付き合っている相手との性生活を語り守村が切れる。
相変わらずバンドに力を入れて練習をしない生徒達に不満を持つ。
解釈の違いから喧嘩したり相手の言葉で自信を無くしたり音楽家としての成長が書かれている気がする。
由之小路が失恋した。
守村達の家には電子レンジが置かれてないらしい。
守村の姉たちを招待した時の桐ノ院の「懐柔策」と言う言葉に守村が何故むかついたのかマジで分からない。ここら辺から本格的な喧嘩へ発展させるためのむかつくエピソードが重なっていくんだけれど、ここだけは本気で何故むかついたのか分からない。その後のM響との打ち上げで桐ノ院が性生活を赤裸々に語っているのに腹を立てたのは分かるんだけど。あの切れ方は分かる人には分かるんじゃないか。最後のHも何でそこまで怒っているのか。無理矢理されたわけでもあるまいに。
2012年06月25日(月)
≪
≫
最新
目次
MAIL
HOME