眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・茜色デイズ:夏乃穂足

ボーイズ小説・茜色デイズ(ショコラ文庫)夏乃穂足

大学時代、中学からの親友攻への恋心を自覚した受だが告白できず、数年後社会人になっても親友として付き合ってきた。攻が大学時代に付き合っていた彼女とよりを戻すと知り…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は有名広告代理店勤務。真面目で何でも打ち込む。努力家で気が強そうに見えて不器用な面もある。寂しがりや。勝ち気そうに見える目尻の切れ上がった二重の目。鼻梁が細くつんと尖った鼻。涼しげな顔。綺麗系。
攻は受の幼馴染み。中学二年からの親友。院卒。大手電機メーカーの研究所勤務。不倫して失踪した姉が一人。何でも器用に出来る。野性味のある整った体つき。凛々しくてどこか禁欲的な印象を与える顔立ち。独特の魅力。真面目で固い。飾らない雰囲気。
中学からの親友攻を好きになった受。お互いずっと相手に片思いしつつ数年悶々と過ごす話。
最近のショコラはディアプラとはまた違った方向のプチセンシティブ枠がある気がするのだけど、この作品はその枠。
よくあるパターンなら社会人になった時間からスタートして大学時代の諸々は過去話としてかいつまんで語られるんだろうけれど、これは大学時代も社会人部分と同じ配分でがっつり書かれている。某映画「がんばっていきまっしょい」が好きだったので漕艇部設定は萌えて楽しめたのだけど、長いちゃー長い。
プチセンシティブで受攻とも好感持てる性格で好きな話だったのに長く感じたのは、お互い好き合っているのは分かっていて気持ちが変わらないまま膠着状態で数年経ったからかもしれない。
すれ違い続けるエピソードを楽しみつつも、二人が感情的には変化がないのでだれる感じ?
悪い人は出てこず重いエピも無い。メインキャラは普通の青年達でストレスも無い。
付き合った後のいちゃらぶをもうちょっと読みたかった。
この作家さんのショコラは三冊目。この三冊の中では一番好みだった。
Hは最後に一度。
次も設定次第。
幼馴染み物。長年片思い物。漕艇部。中学時代からの親友同士。同級生カプ。中学二年から社会人25、26歳くらいまで。プチセンシティブ。受に当て馬。

2012年04月19日(木)
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