眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・子供には秘密。:浅見茉莉

夜中、トイレのため一階に下りると玄関のガラス戸の向こうから薄明かりが漏れているのに気付いた。あまりに明るかったので隣の家の駐車場の明かりが入ってきているのかとこんな夜中に何かやっているのかと不思議に思い、外をうかがうと雪が降っていた。この冬初めての本格的な雪。明かりは人工の物ではなく雪明かりだった。
二階の雨戸を開けてベランダに出て家の前にある田んぼを見たけれど一面に真っ白だった。
電気はつけていないのにうっすらと明るい。自分が着ている物の柄もくっきりと分かる。試しにベランダで漫画を開いたら活字が読めた。蛍雪の功は本当だったわと実感。
綺麗な光景だったので写真に撮れば良かったと後で後悔したが、私が撮ってもあの美しさの千分の一も写し取れないんだろうなとも思う。
雪が積もるのが珍しかったので、寝ている犬を起こしてベランダに出したら固まっていた。その犬の上にも雪降り積む。
旅行に行った訳でもないのに身近で綺麗な景色を見ることが出来ると得した気分になるね。


ボーイズ小説・子供には秘密。(ショコラ文庫)浅見茉莉

事故でなくなった姉の代わりに甥を育てるためホストになった受は、仕事中甥を預けている託児所のスタッフ攻と親しくなったが…。
気になる作家さんの気になる設定だったので買った。可もなく不可もなくと悪くないの間。ちょい可もなく寄り。
受はホスト。姉夫婦の形見である4歳の甥と一緒に暮らして二年目。両親は学生時代に病没。それまではバイトしながら作家を目指していた。1冊単行本も出している。口下手で機転はきかないが真面目で優しい。癒し系。楽天的。一生懸命で危なっかしい。世話を焼きたくなるタイプ。
攻は保育士。実家は大きな医療機器メーカーの次男。保育士になるのは反対されている。手際が良く頭が回る。面倒見が良い。筋肉がついて身体に厚みがある。受の小説のファン。真っ直ぐな鼻梁。男らしくはっきりとした整った顔立ち。シャープな顎のライン。ハンサム。
最近よく目にするようになった片方が子持ちのカプ。受はホストだが甥との生活のために仕方なくやっているので、真面目に働いているが派手な性格ゆえではない。
メインカプは二人とも地味なタイプで堅実。好感は持てるが印象に強く残るようなエピソードも少なかった。
受は攻兄に弟と別れろと迫られていたがしつこくはなかった。
受はホストクラブオーナーにも好かれている。これも結構いい男だった。こっちとくっついても良かったのにと思わないでもない。
攻も恋人が水商売をするのは嫌だったのね。受の描写や性格から水商売という感じはあまりしなかったんだけれど。
攻兄と秘書は将来くっつく予定なのかとちと思った。
Hは二度。初Hはすまた。
次も設定次第。
社会人物。子連れ物。保育士20代前半×ホスト20代半ば。年下攻。ほのぼの?

初版には書き下ろしのペーパーがついているっぽい。甥視点での二人の話なんだけどひらがなとカタカナのみの文章は読みにくかった。子持ち物は嫌いじゃないけど幼すぎる子供視点では、どれも似た感じの話になるのであまり読みたいと思わない。

2012年02月17日(金)
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