眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・虚構の恋人:真崎ひかる

ボーイズ小説・虚構の恋人(プリズム文庫)真崎ひかる

天涯孤独で中華料理屋で住み込みで働いていた受は仕事と住んでいる場所を一度になくし途方に暮れているところを受母に昔世話になったと言う青年に助けて貰う。その家にしばらく住まわせて貰うことになったが、弟の攻が何かとつっかかってきて…。
好きな作家さんの気になる設定だったので買った。もやもやするというか不愉快だった。
受はフリーター。天涯孤独。母子家庭で育つ。母親は死亡。気が強い。無骨な黒縁眼鏡。170センチに届かない。手を入れれば芸能人似の美形に変身する。綺麗系。奥手。
攻はホスト。大学は休学中。11歳の頃両親を亡くし8歳上の兄に育てて貰ったのでブラコン。艶やかな黒髪。涼しげな切れ長の瞳。俊敏そうな雰囲気。猫科の野生動物。強靱でしなやかな姿態を有する高潔そうな獣。端正な容貌。人混みの中にいても一際目を惹く。持って生まれた華。183センチ。
天涯孤独の受は攻兄に助けられ兄弟のマンションで同居する事になる。攻兄に言い寄っている男(攻兄の友達)に弱みを握られ、攻兄を口説きやすくするため姿を変えて小綺麗にして攻とHするよう提案される。攻家では毛嫌いされている受だが身綺麗にしていると別人と思いこんでいる攻に優しくされ…という流れ。
攻にまったく好感が持てなかった。最初地味な格好をしている時の受に当たっていたのは子供っぽいと思いつつも最後で成長するならと読んでいたが、最後まで成長する訳でもなく受が綺麗じゃなければ歯牙にもかけんかったんだろうなーと思うともやもやが晴れない。最後まで上からでえらそうだったし。何で受が「言い訳」しなきゃいけないのか。
眼鏡を取って綺麗にすれば美人と言う設定と、どうせ僕なんてを楽しもうとわくわく手に取ったが、攻に辛くあたられている受を見ていると久しぶりにこんな攻はやめておけと思ってしまった。
ついでに攻兄の友達も微妙。ある意味諸悪の根源なのに妙にいい人づらしているのが気持ち悪い。これなら普通に悪人の方が良かった。たまにここで書く個人的な地雷に見事に引っかかっていた。
好きになれん攻と地雷な攻兄親友のダブルでこの感想。最後に行くほどダメージが激しくなった。
Hは二度。
もし攻兄編が出ても絶対買わないので、スピンオフだと分かるようにしておいて欲しい。
社会人物。ホスト23歳×アルバイト19歳。眼鏡受。年上攻。眼鏡を取ると美形受。


2012年02月13日(月)
最新 目次 MAIL HOME