眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・黒衣の税理士1、2:海野幸
ボーイズ小説・黒衣の税理士(シャレード文庫)海野幸
ヤクザ相手でもひかない税理士受は新たな仕事先として中古車販売の会社に行く事になる。そこにはやる気のない従業員と社長攻がいた。ずさんな経営に切れた受は経理指導をはじめるが…。
好きな作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は税理士。父親も税理士だった。ヤクザの息のかかった会社も担当している。肝が据わっている。冷静で淡々と仕事をこなす。優秀。黒いスーツに黒いカバン。端麗な顔。フレームレスの眼鏡。気が強い。
攻は中古車会社社長。ヤクザ。父親は組の幹部だったが組長を庇って死亡。攻も左腕を怪我をして半分引退したような自堕落な生活を送っている。色素の薄い薄茶色の髪。高く筋の通った鼻に切れ長の目。陶磁器のような白く滑らかな肌。着崩した浴衣。たいそう美貌。斜めに流した細い髪。一筋縄ではいかない。
やる気のない攻の会社の担当になった受がだらしない社内の人間に手を焼きながら教育しつつ攻の事情を知り…みたいな流れ。
二つの勢力が県内を二分している状況で反目し合い、敵勢力がしょっちゅう攻の会社に嫌がらせをしている。
両方共にトラウマを持っている。攻は十代の頃からぶいぶい言わせていて実力もあったが、怪我や父親の死亡で挫折して燻っている。受が焚き付けて目を覚まさせ、ヤクザの世界に返り咲いていた。攻を焚き付けているシーンがお気に入りで何度も読んでしまった。
「ちょっと道を踏み外してみようと思う」と言う台詞が好き。
受は一般人だけどヤクザ相手にひかない気骨も持つツンデレ。一見クールに見えて内面は泥臭く他人のために腐心している。
Hは一度。
社会人物。ヤクザ物。中古車会社社長×税理士。眼鏡受。年上攻。シリアス。ツンデレ受。
ボーイズ小説・黒衣の税理士2(シャレード文庫)海野幸
付き合うようになった税理士受とヤクザ攻。受は攻の所属する組のフロント企業の経理を引き受けることになるが…。
前作が気に入ったので買った。二冊合わせて可もなく不可も無くと悪くないの間。ちょい悪くない寄り。
キャラ設定は上記で。
今回付き合っている状態から始まっている。
受は攻を説得したとして攻組の組長から気に入られ、新しく依頼された取引先は組長の息のかかった会社ばかりで、受の所属する税理士事務所の所長からもヤクザと関わりすぎているんじゃないかと心配される。
今回攻の昔なじみで攻に対抗意識を持っている出来るヤクザが出てくる。こっちも良い男だったけど、メインカプに恋愛面で絡んでこない方が良いな。
なかなか素直に攻が好きだと言えない受は相変わらずのツンデレぶりだが、攻の立場を悪くしないよう攻組長の依頼を受ける。でも攻の世界に傾くのではなく、自分の筋は通そうとする男前な受だった。
税金の事は分からないんだけど、受の出した案は毎年出来るものなんだろうか。
ヤクザと税理士で本来なら交わらない世界なんだけれど、今回もそれぞれ見せ場があるので受も攻も格好良かった。
Hは二度ほど。段々開発されている感じの受に萌える。
次があるとは思っていなかったので、この際後数冊続けて、攻がもうちょっと上の立場になった所まで読んでみたい。
社会人物。ヤクザ物。中古車会社社長36歳×税理士28歳。眼鏡受。年上攻。シリアス。
2012年01月26日(木)
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