眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
■
■
■
■
■
■
小説・二本の赤い糸:水原とほる
ボーイズ小説・二本の赤い糸(キャラ文庫)水原とほる
会社員受は高校時代の級友で優秀な攻二人と体の関係がある。ずっと歪な関係のまま膠着状態が続いていたが、決着をつけようと三人で別荘に行き…。
雑誌掲載を加筆修正。その後の後日談は無し。雑誌で気に入っていたので買った。悪くない。
受は会社員。計量機器輸入会社。外資系の中堅会社。6年目。総務部。二流の私立大学卒業。母子家庭で育ち母親が再婚。義父に性的虐待を受けていた(最後まではしていない)。平凡。平均的。地味。童顔。おとなしく友達も少ない。
攻1は大学講師。国立大卒で進化心理学を研究している。将来有望。学生にも人気。イケメン講師ともてはやされる。実家は病院。医者になった兄が一人。潔癖症。人に触れるのが苦手。料理は出来る。長身。言葉責め。
攻2は会社員。国立大卒。大きな会社の跡取り。健康関係商品やサプリメントを扱う。裕福な家庭。彫りが深く今風の凛々しい顔。長身。事務で鍛えたたくましい体。派手に遊び女性との噂が絶えず何度か週刊誌にすっぱ抜かれている。トップに立つための対人関係の用心深さ処世術は身につけている。自信家。サディストな部分がある。
神経質で潔癖症の学者攻1と大会社跡取りの派手な攻2にずっといいようにされてきた受の話。
タイプの違う攻二人に地味受のさんぴーエンドという設定だけでご飯三杯はいける。
雑誌の時から気に入っていたのだけれど、今回の加筆で一つだけあーあと思ったのは、父親の虐待を冒頭で匂わせていたところ。雑誌の時は最後の受の告白で理由が分かり氷解してカタルシスを感じたので、それが台無しになっていてがっかりした。
加筆は全体的に雑誌の時より分かり易く心情を追っている感じ。最初三人で食事して攻2とHする部分と、最後三人で付き合うことになった後のその後が少しだけ書き足されている。その後の書き下ろしをもう少し期待していたので、その部分は物足りなかったが、さんぴーエンドは三人で納得してHして終わるのが様式美なので、それ以降は蛇足なのは分かる。
体の関係が出来て10年目なので受は歪な関係を悩むのではなく、いつ終わりが来るかを怯えている状況。
受は同じ所をぐるぐるしている感じなのでそれがだるいと感じる人はいるかも。
Hはさんぴー物なので多め。最初は二人がかりの強○。攻1は言葉で攻2は道具で攻めるのが好み。二人ともソフトなので痛々しさはない。あくまでプレイの一環として楽しんでいる感じ。
次も設定次第。
さんぴー物。大学講師・会社員×会社員。28歳同士。さんぴーエンド。シリアス。
2011年10月26日(水)
≪
≫
最新
目次
MAIL
HOME