眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・ミスター・プレイボーイの憂鬱:鳩村衣杏

ボーイズ小説・ミスター・プレイボーイの憂鬱(シャレード文庫)鳩村衣杏

美貌で有名な会社員受はストーカー女に絡まれ、幹部候補社員攻に助けて貰う。攻家に避難する代わりに家事が出来ない攻に家事を教えて弁当作りを手伝うが…。
いつも買っている作家さんの新刊なので買った。可もなく不可もなく。
受は不動産関係の関連企業に勤める会社員。既婚の姉が一人。女に異様にもてる。のであえて愛想を悪くしている。178センチの長身。家事は一通り出来る。体重も骨格も理想的な数値。魅惑的。ややふっくらとした唇。淡い茶色に灰色が混じった不思議な色の瞳。鋭角的なフェイスライン。神経質。
攻は本社の幹部候補。有能。一番の出世頭。水も滴るいい男。がっしりとした体躯。人懐こそうな視線と爽やかな笑顔。精悍なイメージ。ワイルドで男らしい色気が漂う。正統派好青年。超優良物件。何でも出来るが料理はトラウマがあり苦手。
家事が出来ない攻は会社が主催する男の作る弁当にエントリーされ、その弁当造りを手伝う流れ。
地雷で無い限り買っている作家さんは、どんな作品でもどこか萌えられるはずと信用して買っているのだけれど、今回びっくりするほど心に引っかからなかった。
何故ここまで引っかからなかったのか本当に分からない。キャラは好感が持てるし萎えるエピソードがあったわけでもないんだけれど、読みながら何でこんなに面白いと思えないんだろうとものすごく考えてしまった。
美形だけど嫁スキルの高い受という設定で、攻に家事をレクチャーするのだけれど、その会話を読んでいると受すごいというよりは、細かい受に辟易し別れていった元カノ達に共感してしまった。
受による家事のレクチャーやら会社での見せ場がことごとく受すごいと思えなかったのが一番の原因なのか。
攻も家事が壊滅的に駄目な訳ではなく、やれば出来る子なので切っ掛けが有れば何でも出来る攻になっていた。
受のギャップをもうちょっと前面に出してくれた方が良かった。
ほんと何でこんなに萌えなかったんだろう。
Hは二度ほど。
次も地雷で無い限り買う予定。
社会人物。家事。料理。会社員28歳×会社員28歳。グループ企業の同期組。

2011年10月25日(火)
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