眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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漫画・臆病者に愛の手を:上川きち
ボーイズ漫画・臆病者に愛の手を(花音コミック)上川きち
短編集。雑誌掲載6作品。描き下ろしは4コマとあとがき8Pほど。気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなく。
1つ目。表題。江戸時代から続く因縁をもつ名家の跡取りの教育係の受と攻。学生時代恋人同士だったが犬猿の仲の家に仕えるため一度別れたが…。名家の従者同士のカプ。
犬猿の仲の名家の跡取り同士はたまに見かけるがその従者同士というのは珍しいかも。ただ珍しいからと言って萌える設定かと聞かれればそうでもない。別れた理由が江戸時代から仲の悪い家で働いているからというのが。仲が悪い理由がはっきりしないのでどれだけ高い障害なのか分からず同情しにくい。跡取り二人は親友っぽくて脇カプになる気配はなかった。
2つ目。ぷにぷにっきという可愛い絵柄の4コマ。描き下ろしは全部これでカバーのあおりなどに「話題の」とあったが、話の途中から読んだような唐突な感じで何が面白いのかよく分からなかった。
3つ目。居酒屋で倒れた友達を介抱してくれた消防士に一目惚れした青年は晴れて恋人同士になったが…。青年×消防士。何が意外ってこの手の話はどちらが押し倒すかで揉めるのはよく読むんだけれど、どちらも華奢ではないのに相手がなかなか抱いてくれないと悩む話は珍しかった。結局消防士が受になったので少しだけ野郎受が楽しめた。もっとがっつり野郎受でも良かったんだけどね。
攻は社会人か大学生かよく分からなかったのでこの表記。
4つ目。グループ跡取りである若社長にずっと仕えてきた秘書眼鏡。見合い話が持ち上がり…。秘書×若社長。途中まで秘書が受かと思っていた。ちょい意外だった。
5つ目。会社員受は同期入社の会社跡取り攻に懐かれていたが…。同じ会社の同期カプ。仕事が出来ないヘタレ攻だった。受と一緒に転職していたけれど自分の家の会社はどうするんだろう。この攻がトップになったら速攻会社はつぶれそうだけれど。
6つ目。擬人化アンソロに掲載されていた作品。ポテトチップスのノリ塩だの芋ケンピだのコンソメだのが出てくる。商業の擬人化漫画をちゃんと読んだのはこれがはじめてくらいだけれど、面白さが分からないというよりは、アニメや漫画をみてカプ萌えしたのに同人で違う解釈の同カプを読んだ時のような気持ちが一番近い。読後の感想が「こういう見方もあるのか」で終わる。
一番好みだったのは3番目の話。他は殆ど萌えなかった。書いていて気付いたけれど片方が会社の跡取り設定が多い。
好みの設定だと楽しめるけれどそこから外れるとまったくかすらない作家さんかもしれない。
Hはコメディ以外は必ず1つは入っていた。
次も設定次第。
社会人物。一種のロミジュリ。4コマ。眼鏡攻。眼鏡受。コメディ。ほのぼの。擬人化。リーマン物。消防士受。
2011年10月13日(木)
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